早くも重版出来!宇野維正×田中宗一郎が“黄金の10年“のポップ・カルチャーを総括する「2010s」本日発売

引用元:Movie Walker
早くも重版出来!宇野維正×田中宗一郎が“黄金の10年“のポップ・カルチャーを総括する「2010s」本日発売

映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、音楽雑誌「snoozer」の元編集長でDJや音楽評論家として活動する田中宗一郎。それぞれのフィールドで文化の進化と変容を観測し続けてきた2人が、政治や社会情勢と呼応した2010年代のポップ・カルチャーを総括する。そんな刺激的な共著「2010s」が、本日1月30日に発売された。

著者の宇野維正(写真左)と田中宗一郎(同右)。刊行記念トークイベントを各地で開催!

海外の音楽から映画やテレビシリーズまでを幅広く横断する本著で扱われているのは、ポップ・カルチャー史における“黄金の10年”とその時代精神。レディー・ガガに始まり、インディロックやラップミュージックといった音楽シーンに、SpotifyとNetflixの発展による環境の変化。そして世界中で社会現象を巻き起こした「アベンジャーズ」などのMCU作品と、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などなど。“音楽業界”“映画業界”という枠を取っ払い、2020年代のポップ・カルチャーを楽しむ術までを語り尽くす。

また、本著の刊行を記念して、宇野と田中によるトークイベントが各地で実施される。2月1日(土)の東京・青山ブックセンター本店(チケットはすでに完売)を皮切りに、2月15日(土)の大阪ロフトプラスワンウエスト、2月24日(月)の東京・代官山蔦屋書店、3月5日(木)の大分athall、3月6日(金)の佐賀・嬉野温泉大村屋、3月7日(土)の福岡LIV LABO、3月8日(日)の熊本tsukimiと全国7か所を巡る予定となっている。

発売初日に重版が決定し、Amazonの売れ筋ランキングでも上位にランクインするなど大きな話題を集めている。宇野は本著の「はじめに」で「問題提起やアジテーションに終わるものではなく、具体的に『役に立つ』ものを残したい」と、並々ならぬ想いをのぞかせている。

2010年代をポップ・カルチャーと共に駆け抜けてきた人はもちろんのこと、始まったばかりの2020年代のカルチャーシーンを最前線で駆け抜けたいと考えている人にも必見の1冊となっているので、是非とも手にとってみてはいかがだろうか。(Movie Walker・文/編集部)