松任谷由実が、写真家にレスリー・キーを指名するようになった“出会い”とは

引用元:J-WAVE NEWS
松任谷由実が、写真家にレスリー・キーを指名するようになった“出会い”とは

J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。1月25日(土)のオンエアでは、写真家のレスリー・キーがゲストに登場。大物ミュージシャンにまつわるエピソードやフランス・パリを旅した思い出について語った。

ユーミンとの出会いは、雑誌の切り抜きを壁一面に

レスリーは、1998年からフォトグラファーとして活動。アート、ファッション、広告などの撮影をおこない、世界中から注目されている。今回の放送では、レスリーの憧れの人である松任谷由実(以下、ユーミン)との出会いについてトークを展開した。

葉加瀬:ユーミンと初めて会ったときの印象はいかがでしたか?
レスリー:忘れられないです。私は13歳の頃からユーミンのファンなんです。そこから、やっと会えたのが30歳のときでした。会うまでに聴いてきたユーミンの声は、まるで母のようでメッセージがたくさん込められていました。いまだに覚えているんですが、初めて会ったのは2001年5月です。ユーミンのアルバム『acacia』のプロモーションをおこないました。1998年くらいから東京でさまざまな企業の写真を撮ってきた結果、ユーミンのアルバムのプロモーションを担当している編集者から、ついに声がかかりました。ユーミンと会えるのは、これが最初で最後だと思ったので(撮影当日は)ユーミンが出ていた雑誌の切り抜きと今まで買ったアルバムをスタジオの壁一面に貼りました。ユーミンが入ったときは、もしかしたら引いていたかもしれないね(笑)。でも日本以外のアジア人にもユーミン好きがいるって伝えたくて。喜んでもらえたらいいなって思ったんですよね。
葉加瀬:プレゼンテーションとしては最高だね。だけど、そこまでの経緯を知らなかったら「なんだ」ってなるかもね(笑)。
レスリー:とにかく妥協しないで、本当の自分を出そうと思いました。ユーミンは、私のことを事前に知らされていたみたいで、優しく対応してくださいました。そこから19年間、ユーミンのアルバムやツアーのプロモーションに指名していただけるようになり、本当に光栄です。
葉加瀬:愛が伝わったってことだね。
レスリー:愛は大事。感謝しています。