M-1決勝は7組が初進出 ラストイヤーかまいたち山内「審査員の志らく師匠外して」

引用元:ENCOUNT

 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2019」の準決勝が4日に行われ、12月22日に開催される決勝に駒を進めたファイナリスト9組が発表された。

ファイナルに進んだ選ばれし9組 ニューヨーク嶋佐「何度も準決勝の壁を越えられなかったので、初の決勝進出でうれしい…ボケなきゃダメですか?」

 史上最多となる5040組が参加した第15回大会は8月から1回戦がスタートし、準決勝に生き残ったのは26組。M-1史上初のライブビューイングも行われた今年の準決勝では、昨年のファイナリスト、かまいたち、トム・ブラウン、ミキ、和牛、ラストイヤーとなる天竺鼠、初の決勝進出を目指すニューヨーク、絶大な人気のトリオ・四千頭身、アマチュア男女コンビのラランドらが火花を散らし、爆笑の連続となった。

 そんな熾烈な準決勝を突破したのは、インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、ニューヨーク、すゑひろがりずの9組。なんと7組が初の決勝進出となる。8組が吉本興業所属で、ぺこぱのみがサンミュージックプロダクション所属だ。本日発表された9組に敗者復活戦を勝ち抜いた1組が加わり、12月22日に開催される決勝大会で“令和初のM-1王者”が決まる。

 決勝の審査員も発表され、オール巨人、上沼恵美子、サンドウィッチマン富澤たけし、立川志らく、ナイツ塙宣之、中川家・礼二、松本人志、昨年と同じ顔ぶれとなった。すると、ファイナル経験者のかまいたち山内は「志らく師匠を外してほしいです」とチクり。相方の濱家はM-1ラストイヤーになることに触れ「先輩として恥かしくない結果を残せたらと思います」と決勝への意気込みを語った。

 悲願のファイナルとなるニューヨーク嶋佐は「何度も準決勝の壁を越えられなかったので、初の決勝進出で本当にうれしいです」と真面目に語り「あれ?ボケなきゃダメですか?」と心配すると、すかさず相方の屋敷が「その質問が一番おもしろくないからな」とツッコんだ。12月22日に開催される決勝は、ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットで生放送される。

イシイ ヒデキ