負けない男・近藤誠一、今夜も見せるか“夢芝居”3選手は包囲網へ/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
負けない男・近藤誠一、今夜も見せるか“夢芝居”3選手は包囲網へ/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、1月30日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は全29選手のうち、唯一ラスを続けているセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)。チームも首位、個人でも首位と、完全に今期の“主役”となっているが、今夜も思う存分暴れるか。

【中継映像】鈴木・滝沢・近藤・瑞原の顔合わせ

 2018年度には自身が所属する最高位戦のタイトル・最高位と、プロアマ最大級の大会・麻雀最強戦で優勝、「最高にして最強」となった近藤だが、Mリーグでは2019シーズンに大活躍。シーズン序盤で役満をアガったことをきっかけに、その後はラスを引かないまま勝利とポイントを重ね続け、チーム・個人ともに最高のシーズンを送っている。連続放銃回避記録こそ「74」で止まったが、果たしてラスなし記録はどこまで継続するか。

 昨期、ラス回避率で注目されたといえば、EX風林火山・滝沢和典(連盟)。個人スコアでも2位だったが、ラス回避率は0.90と抜群の安定感をシーズン通して見せてきた。今年は攻撃的な姿勢を見せたからか0.75という数字に落ち着いている。むしろ、この攻撃的な姿勢が、近藤の独走を止めるポイントになるかもしれない。

 チーム最下位から、怒涛の大反撃の真っ最中なのが赤坂ドリブンズ。一期の4連勝で、一時は500を超えていたマイナスポイントも、200ポイント以上の挽回に成功。鈴木たろう(協会)が、7位EX風林火山との直接対決でさらに勝利すれば、いよいよ劇的な逆転が間近に迫る。

 リーグ4位ながら、マイナスポイントを抱えるU-NEXT Piratesからは瑞原明奈(最高位戦)が出場する。上位6位までのセミファイナル圏内にはいるものの、1日2戦の結果次第では、まだまだ脱落のピンチもあるポイント差。男性ファンを虜にする鋭い眼光で、勝利の行方を見定められるか。

【1月30日1回戦】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会) 個人26位 ▲170.6
EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人14位 ▲19.2
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人1位 +332.8
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦) 個人17位 ▲28.3

【1月28日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +317.0(66/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +130.5(66/90)
3位 TEAM雷電 +55.4(66/90)
4位 U-NEXT Pirates ▲18.2(66/90)
5位 渋谷ABEMAS ▲6.9(66/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲72.1(66/90)
7位 EX風林火山 ▲139.5(66/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲302.6(66/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。