OVA『ハイキュー!! 陸 VS 空』先行上映会に興津和幸、石井マークが登壇!「何年ぶりかと思うほど、音駒高校のキャスト陣のチームワークが凄かった」【レポート】

「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で好評連載中、コミックス累計3,500万部突破の次世代王道スポーツ漫画『ハイキュー!!』。春高出場をかけて音駒・梟谷・戸美が戦う東京都代表決定戦を描くOVA『ハイキュー 陸 VS 空』が発売する。OVAの発売に先駆けて、完成した映像を最速で楽しめる先行上映会を開催。上映後には、戸美高校主将・大将優役の興津和幸と、音駒高校・灰羽リエーフ役の石井マークが登壇し、舞台挨拶を行った。

OVA『ハイキュー 陸 VS 空』先行上映会 舞台挨拶写真を紹介

 8月18日に開催された『ハイキュー!!』の日前日祭でキャスト発表となり、サプライズゲストとして『ハイキュー!!』のイベントに初参加となった興津。改めて本作の収録に参加してみての感想を伺うと、「とても楽しかったです!」とコメント。実際の映像を見て、「(大将は)こずるい男だなと感じました。(笑)」と語り、笑いを誘う。大将というキャラクターについては、「彼にとっては勝つことが一番大事。審判に良い印象を与えるギリギリの爽やかさを出しました。」と感想を語った。

 そして、セカンドシーズン以来の参加となる石井は、久しぶりに音駒チームが集まっての感想を「またリエーフを演じることができて嬉しいです。周りのキャストからも「リエーフが成長したね」と言われ、その成長を共有できたのが嬉しかったです。」と話した。また、興津は収録を経て、「何年ぶりかと思うほど、音駒高校のキャスト陣のチームワークが凄かった。」とアフレコ時の印象を明かす。

 また、上映されたばかりの新作OVA『陸 VS 空』の内容にもふれ、それぞれのお気に入りのシーンについても語った。興津が選んだのは、音駒高校・黒尾の前に現れる大将の登場シーン。「最強のライバルとして登場してきたような感じのシーンでした。(黒尾役の中村悠一と)息をぴったりと合わせて一発で撮りました。」と収録時の感想を語る。石井はリエーフと芝山のシーンをセレクトし、「今までのリエーフに見られなかった真面目さを考えながら演じました。」とアフレコ時の感想をコメント。

 このほか、公式Twitterに寄せられた「OVA収録時に大変だったシーン」という質問に興津は、大将が見せるフェイントについて、「全身全霊でスパイクを打つ気持ちでフェイントをする。この気持ちの切り替えが難しかったです。」と語った。また、好きなキャラクタ―を聞かれ、石井は「梟谷学園高校の木兎」と即答。スパイクが決まった時の「ヘイヘイヘーイ」という台詞を会場全員で一緒に叫ぶシーンも起きた。

 キャスト陣より作品の魅力がたっぷりと語られ、あっという間に終演の時間。ステージ最後には、登壇者一人一人より感謝の言葉が贈られた。

興津「音駒高校には全身全霊で勝つ気で頑張ってもらいたいです。因縁の対決を楽しみにしています!」

石井「リエーフの成長とともに、自分が成長したところも見せられたら嬉しいです。1月からのTVシリーズ、OVAも楽しみにしてください!」

 そして、『ハイキュー!!』のイベントでは恒例の「お疲れした!」の挨拶に、観客全員で「お疲れした!」と大きな声で応え、イベントは大盛況で幕を閉じた。

■『ハイキュー!! 陸 VS 空』先行上映会 開催概要
開催日:2019年11月30日(土)
会場:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
登壇者:興津和幸(大将優 役)、石井マーク(灰羽リエーフ役)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS