藤井 風のフェチは?「その人の記憶を匂いで思い出すのが好き」

引用元:J-WAVE NEWS
藤井 風のフェチは?「その人の記憶を匂いで思い出すのが好き」

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。1月26日(日)のオンエアではシンガーソングライターの藤井 風がゲストに登場。

父が先生のような存在

藤井は音楽好きの父親の勧めで、3歳の頃からピアノを始めたという。父からは「これからはYouTubeの時代だ」というアドバイスも受け、兄とともにピアノの弾き語りカバー動画をYouTubeにアップし始めたことがデビューにつながった。

クリス:それはいつくらいなの?
藤井:うーん……2008年くらい。元祖YouTuberみたいな感じです(笑)。
クリス:お父さんはどんな人ですか?
藤井:お父さん……変わってる。なんなんじゃろ、愛は人一番強いんですけど、頭もすごくハゲてますね。
クリス:そ、それは使いすぎて?
藤井:たぶん使いすぎたんだと思います。いろんなことを教えてもらった、先生(のような存在)です。

神頼みをして完成させた『何なんw』歌詞

1月24日にリリースされたファーストEP『何なんw』をリリース。独特なタイトルは「鼻で笑う感じで言うといい」とのことで、実演してくれた。

「何なん」というのは、藤井の口ぐせだそう。

藤井:この口グセで1曲作りたいなと思ってて。「何なん」縛りで作っていったんで、歌詞にはけっこう苦労したんですけど。
クリス:「何なん」という口グセありきでストーリーを作っていったんですね。この曲で苦労したポイントというか、自分で「秀逸だな」と思うポイントはどこですか?
藤井:うーん、やっぱり歌詞。ワシはもう、ずっとメロディからしか曲を書いてこんかったんで、歌詞を書くときにはそりゃあそりゃあ苦労して。祭壇みたいなところに、1行も書いていないような歌詞を置いて、「お願いじゃけん、この歌詞を完成させてください」と祈りながら。神頼みで何か月も寝かしましたね。書き始めたらスッススッスなんですけど。
クリス:じゃあ、書き始めるまでに気持ちを整えるのに時間がかかったんですね。
藤井:そうですね。曲作りはピアノ弾きながらみたいな感じですね。弾き語りの曲として完成させてどんどん骨組みを膨らませてイメージしていく感じですね。
クリス:トラックは出るけど歌詞は難しい?
藤井:そうですね。フックとなる歌詞はメロディと同時にできるんですけどつじつまを合わせるのが……。
クリス:そこは考えながらですよね。難しいですよね。