夏帆、初共演の妻夫木と濃厚ラブシーン「すいません。すいません」と恐縮 映画「Red」

引用元:スポーツ報知
夏帆、初共演の妻夫木と濃厚ラブシーン「すいません。すいません」と恐縮 映画「Red」

 女優の夏帆(28)が29日、都内で主演映画「Red」(2月21日公開、三島有紀子監督)の完成披露プレミア上映会を行った。

 直木賞作家・島本理生さんが官能世界を描いた話題作が原作。家事と育児に奮闘する女性(夏帆)が、かつて愛した男(妻夫木聡)と10年ぶりに再会し、情熱的な愛に溺れていく―。

 タイトルにちなみ、夏帆は赤のロングドレス姿。妻夫木に足を舐(な)められるなど、濃厚なラブシーンに挑んだが、「悩んで、悩んで、苦しんで…。今振り返ると、幸せな時間だったなと思う」としみじみ。三島監督とは映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(18年)などで仕事をした経験がある。「主演として呼んでいただけて、監督の覚悟を感じた。生半可な気持ちじゃできないと思い、私も覚悟を決めて臨みました」と話した。

 妻夫木は、初共演の夏帆の印象について「映画『天然コケッコー』(07年)のかわいらしいイメージがあったけど、『役に対して、どうアプローチしていいか分からない』と吐露していたし、悩みが顔に出ていた。嘘のない姿、最後まで闘っている姿を見て、いい女優さんだと思った」と賛辞。「顔に出ていた」の部分が引っかかった夏帆は「すいません。すいません」と恐縮。「見栄(みえ)を張って『私できます!』よりかは、自分が思っていることを全てぶつけてみようと思った。全部顔に出ていたと思うけど、妻夫木さんは全て受け止めて下さった。安心感がありました」と感謝した。

 生まれ変わっても、また愛するもの―についての質問があり、妻夫木は「生まれたばかりの我が子」(出産日、性別は非公表)と回答。「生まれ変わっても愛しちゃうぐらい、愛していますね。一生見ていられる。今はいっぱい子育てをしています」と、目尻が下がりっぱなしだった。 報知新聞社