「ビーストウォーズ」新作映画発表にネット上で「吹き替えは日本版と同じにしてほしい」「日本語吹替が異端」などの声

引用元:ねとらぼ
「ビーストウォーズ」新作映画発表にネット上で「吹き替えは日本版と同じにしてほしい」「日本語吹替が異端」などの声

 パラマウント・ピクチャーズと玩具メーカーのハズブロが、映画「トランスフォーマー」シリーズ新作において、2本の企画を進めていると発表しました。

【画像:見てわかる「ビーストウォーズ」の調査結果】

 報道によると、うち1本の企画は「トランスフォーマー」シリーズのひとつである「ビーストウォーズ」を原案にしているとのこと。「ビーストウォーズ」は、日本では1997年から1998年までテレビアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」が放送され、その後も続編である「ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー」と「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ」が放送されています。

 そんな「ビーストウォーズ」の新作について、ネット上では声優たちのアドリブに期待の声が集まっています。

●ネットではポジティブな反応が多数、「イボンコペッタンコ」もトレンド入り

 SNS分析ツールで解析した結果、ポジティブな反応が93.9%と圧倒的に多く、期待の大きさが伺えます。

 また、「ビーストウォーズ」と日本語吹替版の有名なネタである「イボンコペッタンコ」がTwitterトレンド入りしました。ちなみに、「イボンコペッタンコ」とは、「ビーストウォーズ リターンズ」でコンボイが倒れたシーンにてラットル役の山口勝平さんが言ったアドリブです。

 「名前を逆から呼ぼう」という流れから「コンボイ」が「イボンコ」となり、倒れているコンボイがペッタンコだったことから、「イボンコペッタンコ」というセリフが生まれました。

●「ビーストウォーズ」の盛り上がりは?

 28日11時ごろに各メディアが報じたことで話題となり、ツイート数は13時にピークを迎えています。

●日本における「ビーストウォーズ」とは?

 「ビーストウォーズ」は、カナダのアニメ制作会社メインフレーム・エンターテインメント(現・メインフレームスタジオ)の作品「BEAST WARS: TRANSFORMERS」の日本語吹替版です。当時はアニメーション作品が放送されていただけでなく、変形するおもちゃも販売されていました。

 本来はシリアスな内容の作品なのですが、なぜか日本版では「声優無法地帯」とも呼ばれる話題作に。メガトロン役の千葉繁さんは、音響監督を担当した岩浪美和さんに「シロアリになってください」と指示されたと語っており、最初から本家の雰囲気を壊すと問題になるので少しずつ壊し始めていったそうです。

 投稿されたツイートを見ても「声優たちがふざけまくりの神アニメ」「声優陣のアドリブ合戦の結果」など、「ビーストウォーズ」といえば“声優のアドリブ”という印象が強いようです。