NEWS・加藤シゲアキ 、初エッセイが単行本化! 「いつになくドキドキしております」

NEWS・加藤シゲアキ 、初エッセイが単行本化! 「いつになくドキドキしております」

 NEWSの加藤シゲアキによる文芸誌「小説トリッパー」内のエッセイ「できることならスティードで」(朝日新聞出版)が、単行本化することになった。3月6日(金)に発売される。

【写真】ドキドキさせてくる平野紫耀

■小説や加藤撮影の写真も収載

 作家としても活動してきた加藤による本書は、2016年3月に寄稿した単発エッセイ「キューバの黎明」と、2016年12月から連載された“旅”をテーマにした「できることならスティードで」の計14編をまとめたもの。

 連載にプラスして、書き下ろしエッセイ1編と掌編小説3編が加わり、加藤撮影の写真も収載する。本書を書き上げた加藤の想いが伝わる[あとがき]にも注目だ。

 本書に載る“旅”は、パリなどの旅行の話や学校に行く意味を真摯に考える「小学校」、2019年7月に亡くなられたジャニー喜多川氏との邂逅を綴った「浄土」など。

 本エッセイについて加藤は、「エッセイを上梓するのは初めてでいつになくドキドキしております」と心境を吐露。さらに、「4年間で思ったあらゆることを、そのときどきで自由に、かつ赤裸々にまとめてまいりました」と語り、空気の匂いや風の音などが感じられる仕上がりになっているとコメントした。

■加藤シゲアキ コメント

 この度小説トリッパーで4年前から連載させていただいた「できることならスティードで」を、エッセイ集という形で出させていただくことになりました。これまで小説はいくつか出させていただきましたが、エッセイを上梓するのは初めてでいつになくドキドキしております。

 本作に含まれる各エッセイには、旅というテーマを設けています。それぞれに様々な旅がありますが、全ての旅を一言で言えばそれは「思索の旅」です。四年間で思ったあらゆることを、そのときどきで自由に、かつ赤裸々にまとめてまいりました。

 ですので自分の内をさらけ出すような気恥ずかしさはありますが、読んで頂いた方にはきっと、遠くへ飛んでいくような浮遊感、あるいはステップで楽しむ地面の感触、空気の匂いや風の音、そういったものを味わっていただけるのではないかと思います。ふと思い立って旅に出掛ける気分で、気軽に読んでいただければと思います。

【『できることならスティードで』概要】
著者:加藤シゲアキ
発売予定日:3月6日(金)
予価:1400円
出版社:朝日新聞出版