Xboxのボス、解像度よりもフレームレートが重要と今でも考えている

引用元:IGN JAPAN
Xboxのボス、解像度よりもフレームレートが重要と今でも考えている

フィル・スペンサーはブレない男である。Xboxのヘッドは何年も前から「解像度よりもフレームレート」と話してきたが、次世代ハードXbox Series Xのローンチを前にしても、その意見は変わらないようだ。
「より多くのピクセルを画面に投げつけるのではなく、ゲームの感じ方にフォーカスしています」とスペンサーはStevivorとの新たなインタビューで話している。このコメントは、彼の2014年の発言と一致している。
Techradarによると、スペンサーは当時(初代『Destiny』の発売時期だった)、「私は解像度よりもフレームレートの方がゲームプレイにとってずっと重要だと思っています」と話していたという。
フレームレートは、1秒あたりに処理するフレーム数(fps)を表している。デベロッパーは通常、少なくとも30fpsを維持しようとする。フレームレートが低いとインプットの遅延に繋がり、ゲーミングに影響する。反射神経を必要とするタイプのゲームではなおさらだ。

「Xbox Series X」画像・動画ギャラリー

一方、解像度はイメージのサイズを表している。解像度が高ければ高いほど、より細かいディテールが表現できる。
これまでの世代のコンソールでは(PCを除く)、ハードウェアの性能が限られていたので、デベロッパーはフレームレートか解像度のどちらかを優先しなければならないことが多かった。ただ、Polygonの報道によると、フレームレートと解像度は正比例しておらず、デベロッパーはある時点まではフレームレートに影響することなく、解像度を引き上げることができたという。
Xbox Series XやPlayStation 5のような次世代コンソールは高速ロードや8K解像度を売りにしているが、フレームレートと解像度に関してはどうなっているのか、注目だ。 Matt Kim