北村匠海がフロアもとんかつも“アゲる”!『とんかつDJアゲ太郎』ヒロインは山本舞香

引用元:Movie Walker
北村匠海がフロアもとんかつも“アゲる”!『とんかつDJアゲ太郎』ヒロインは山本舞香

2014年から2017年にかけて「少年ジャンプ+」で連載され、2016年にはテレビアニメ化もされた原案・イーピャオ、漫画・小山ゆうじろうのギャグ漫画「とんかつDJアゲ太郎」。先日ついに実写映画化プロジェクトの始動が報じられた本作から、今度は待望のキャスト情報が解禁された。

【写真を見る】豪華キャストの集結に原作者もバイブ上がりまくり!?メガホンをとるのは日本映画界期待の気鋭

本作の舞台は東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」。その3代目である勝又揚太郎は、ある日弁当の配達で訪れた渋谷のクラブでこれまで経験したこともない高揚感を味わったことをきっかけに、“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指すことに。しかし、豚肉はおろかDJ機材にも触ったことのないアゲ太郎に待ち受けていたのは、ハプニングだらけの道のりだった…。

主人公・アゲ太郎を演じるのは『君の膵臓をたべたい』(17)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した北村匠海。俳優として数多くの話題作に出演する一方、ダンスロックバンド「DISH//」のボーカル&ギターとしても活躍する北村は、これがコメディ初挑戦とは思えないほどのアゲっぷりで、勢いと勘違いが持ち前のお調子者を演じきる。

そしてアゲ太郎が憧れる見習いスタイリストの苑子役には、TC Candlerが発表した2019年版「世界で最も美しい顔100人」で日本人最高順位の22位にランクインした山本舞香。さらにアゲ太郎のライバルとなる気鋭の大人気DJ屋敷蔵人役には、映画化も決まった「今日から俺は!!」で大ブレイクを果たした伊藤健太郎。アゲ太郎の師匠となるDJオイリー役を演じるのは『翔んで埼玉』(19)での演技も記憶に新しい伊勢谷友介。

また他にも、昨年話題をさらったドラマ「あなたの番です」にも出演していた浅香航大と前原滉、片岡礼子。そして加藤諒や栗原類、池間夏海にブラザートムといった演技派・個性派俳優たちが集結。メガホンをとるのは卓越した映像センスと音楽センスで日本映画界の次代を担うと注目されている二宮健監督。一体どんな映画に仕上がるのか…その全貌が明らかになる瞬間まで目が離せなくなりそうだ!『とんかつDJアゲ太郎』は6月19日(金)より公開。続報を楽しみに待ちたい!

<コメント>

●北村匠海(勝又揚太郎役)

「原作コミックは僕の周りにいる音楽関係の友達たちの間でも話題の1冊でした。ポップでキャッチーな絵柄とコミカルな笑い。そこに、DJのレジェントたちへの深い理解とリスペクトもあり勉強にもなる。ユーモアと本気の、そのいい塩梅のギャップが最高です。そんなマンガの主人公、アゲ太郎をまさか自分が演じるなんて…と、最初は戸惑いました。

バカで全力で一直線。そんなアゲ太郎のテンションについていくのに必死でした。正直、『DJととんかつは同じだ!』と言われてもちょっと違うんじゃない?って思います(笑)。でも、とんかつビートの中に身を委ねていると不思議と『あ、これ同じかも!?』となる瞬間がいくつもあって、それが面白かったです。撮影前にはDJの練習だけでなく、キャベツの千切り練習もかなりしました。おかげで線のように細くリズミカルに千切りできるまで上達しました」

●山本舞香(服部苑子役)

「台本を読んだ時、どんな映像や音楽になるんだろうと想像するだけでワクワクしました。私は、クラブに行ったことがなくて、もちろんDJも見たことない!だから、クラブでの撮影は、どんなところなんだろう!?と、かなり好奇心旺盛に観察してしまいました(笑)。苑子はアゲ太郎の憧れの女の子です。アゲ太郎みたいな不器用な男の子を助けてあげる優しさがあり、場を明るくする子だなって思ったので、笑顔を大事に演じました。匠海くんのアゲ太郎はこれまでにない新鮮な感じ。撮影前は変顔して気合いを入れていて。それで、振り切ったお芝居をしているのが面白かったです」

●伊藤健太郎(屋敷蔵人役)

「僕が演じた、屋敷はアゲ太郎のライバル的存在。IT企業を立ち上げ、社長業をやりながらDJとしても才能を持つすごいヤツ。一見、無表情でクールなんだけれど根っこにはアゲ太郎くらいアツいものを持っている。その熱量を忘れずに大事にしながら演じました。17、8歳から『売れような』って切磋琢磨してきた匠海とこんないい形で共演できたことは夢のようです」

●伊勢谷友介(尾入伊織役)

「同じ道を志す若いヤツに、いい加減ながら道を指し示すDJオイリーという存在は、いまいる自分の立場とも似通う部分が多く、抵抗感なくとても自然な形で役柄に入ることができました。北村くんはもちろん、三代目のチームと一緒にいることが多かったので、若い子たちとの時にくだらなく、時に真面目な会話もとても楽しかったです。なにか没頭できるものをみつけ、パワフルに人生を広げていく若者たちの姿をみることは、それだけでとてつもない幸福感や高揚感を与えてくれる。そのことに、この作品で改めて気づかされました」

●二宮健(監督)

「この度、とんかつもクラブのフロアもアゲられる男『とんかつDJ』を目指すアゲ太郎に負けない、華やかなパワープレイで『とんかつDJアゲ太郎』を実写映画化するという大業を、偉大なキャスト&スタッフチームで成しました。『お客さんに思いっきり楽しんでほしい!』という熱いバイブスヤバめの一品に揚がっております!

そして、グルーヴ感MAXのキャストたちが、アゲ太郎ワールドの中で、未だ見せたことのなかったコメディセンスをアゲアゲのサクサクで炸裂させてます。揚げたてで早くお届けしたい。それでは、前人未到のウルトラHAPPYムービーで、皆さんのハートとお腹と耳を満たしに2020スペシャルイヤー参上致しますので、どうぞお楽しみに!!」

●イーピャオ(原案)

「先走るけど、やるときゃやる!愛すべき東京ボーイ・アゲ太郎と北村さんとのハマり具合が最高でした!そして彼を取り巻く家族、友達、DJ、憧れのヒロイン…渋谷の道玄坂を一本入れば現実にみんな住んでんじゃないか?って妙な感覚に…この世界、混ざりたいッス!」

●小山ゆうじろう(漫画)

「こんなヘンテコな作品に、日本が誇る超実力・超個性派俳優たちが結集し、結果、良い化学反応が起こりまくっていた!全キャストのハマり具合にbig up!は言わずもがな、特に、勝又一家の4人からは、グルーヴ感すら漂っていた!」

(Movie Walker・文/久保田 和馬)