優木まおみが語るピラティス体験「自分をどんどん好きになれる」

引用元:TOKYO FM+

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。12月2日(月)の放送は、タレント・モデルの優木まおみさんが登場。ピラティスインストラクターの資格を取得した経緯について話してくれました。

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坂本:この秋に、ピラティスのインストラクターの資格を取得されました。ピラティス歴はどれくらいなんですか?

優木:私はもともと運動が好きで、パーソナルレッスンを受けたりとか、加圧トレーニングをやったりとか、ヨガをやったりいろいろとやってきているんですけれども、なんだか“これ!”ってものに出会えないでいて。

2人目の出産をしたときに、切迫早産という状態だったので入院をして、「1ヵ月間トイレ以外はベッドの上から動いちゃいけません」って状態になって。出産して退院したら筋肉が本当に衰えてしまって、見た目のことだけじゃなくて尿漏れをしてしまったり……。身体も今まで見たことがないくらいたるんでしまいました。

出産後に太ってしまった体重自体は食事制限で落ちたんですけれど、元気じゃなくなった身体や、萎んでしまった肉体の感じっていうのが普通に暮らしているだけでは戻らなくて。そうやって悩んでいたときに、ピラティスは外側の筋肉だけじゃなくて、「まっすぐ立つ」「姿勢をよくする」「元気にする」って、身体のなかから変えていくから気持ちの面でもいいかもしれないよって話を聞いて、ピラティスに出会ったんです。

そしたらもうのめり込んで、自分の身体もどんどん変わっていったし、このメソッドはもっといろんな人に伝えたいと思って。自分がピラティスを始めて30回目くらいのときに、“100回やっても飽きてなかったら、インストラクターの資格を取る養成コースに入ろう”って決めていて。それで100回目を終えた、1年くらい前に申し込みました(笑)。それからはピラティスの良さを伝えたいと思って活動しています。

坂本:今の美しさがなによりの証拠ですね。

優木:いやいや(笑)。ありがとうございます。やっぱりイキイキしていたいですよね。元気じゃないと、痩せても意味がないのかなと思っています。

坂本:そうですよね。やっぱり「痩せてるほうがいい」っていう若いときの考え方とは変わっていきますし、子育てするうえでもそうですけれど、長生きしないといけないから(笑)。

優木:健康寿命がね。「一攫千金で筋肉が身につきます!」みたいなことってないじゃないですか。(筋肉は)自分で積み重ねて貯めていくしかないものなんだなぁと思っています。

(中略)

ピラティスの発想として“今日の自分より、明日は絶対よくなる”ってものがあって、やっていくうちに自分のことをどんどん好きになれる、自分を見直すことができるというか、自分のことをもっと大切にしたくなるんです。そこがピラティスの好きなところで、「あの人に比べて自分はできてない」とか、人と比べることはしてほしくないなと、私は思います。

(TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」12月2日(月)放送より)