主演女優賞の長澤まさみ「私のイメージを変えてもらった」/ブルーリボン賞

主演女優賞の長澤まさみ「私のイメージを変えてもらった」/ブルーリボン賞

 サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者が選ぶ「第62回ブルーリボン賞」が27日、決定。主演女優賞は長澤まさみ(32)が受賞した。

 長澤は「コンフィデンスマンJP-ロマンス編-」で百戦錬磨の天才詐欺師を演じ、主演女優賞を獲得。マネジャーから受賞の一報を聞き、「だまされやすいタイプなので、なにも疑わずに受け入れました」と照れた。

 「コンフィデンスマンJP」はフジテレビ系ドラマや今作に続き、5月に最新作「-プリンセス編」が公開。長澤は「今まで優等生の役が多かったけど、破天荒な主人公に私のイメージを変えてもらった」と感謝した。

 2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」などでタッグを組み、「記憶にございません!」でメガホンを執った脚本家、三谷幸喜氏(58)からは「『興収はこっちが勝った』とメールがきました」と苦笑い。

 ブルーリボン賞は04年度に「世界の中心で、愛をさけぶ」などで、11年度には「モテキ」で助演女優賞に選出。今回を含め10、20、30代で受賞したことに「常に成長過程なんです」ときっぱり。00年に「クロスファイア」で女優デビューしたことに触れ、「映画への恩は返していきたい」とさらなる飛躍を誓った。