『翔んで埼玉』が作品賞!武内英樹監督「狐につままれた気分」/ブルーリボン賞

『翔んで埼玉』が作品賞!武内英樹監督「狐につままれた気分」/ブルーリボン賞

 サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者が選ぶ「第62回ブルーリボン賞」が27日、決定。埼玉県民をディスり(=けなし)まくった「翔んで埼玉」が作品賞を受賞。武内英樹監督(53)は「狐につままれた気分」と信じられない様子だ。

 コンプライアンス重視の時代だけに製作にこぎつけるまで苦労したが、映画は興行収入37・6億円の大ヒット。埼玉県だけで10億円以上稼いだ。「こんなにディスっているのに感謝につきます」。昨年6月頃、安倍晋三首相夫人の昭恵さんと会った際、映画好きの首相から電話で「いい映画だ」と称賛されたことを告白。最後は劇中にも登場する“埼玉ポーズ”で喜びを表現した。