安倍首相も『翔んで埼玉』絶賛「埼玉の議員も喜んでます!」昭恵夫人と鑑賞、武内監督に電話も

引用元:中日スポーツ
安倍首相も『翔んで埼玉』絶賛「埼玉の議員も喜んでます!」昭恵夫人と鑑賞、武内監督に電話も

 東京映画記者会(東京中日スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第62回(2019年度)ブルーリボン賞」が27日、決定した。作品賞には埼玉県を“ディスる”ことで大きな話題を呼んだ「翔んで埼玉」が選ばれた。授賞式は2月18日に東京・内幸町のイイノホールで行われる。

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 麻夜峰央さんの未完の原作から、埼玉県をディスり(侮辱するの意)つつ、郷土愛を描いた娯楽大作の「翔んで埼玉」。興行収入は37・6億円、埼玉県だけでも10億円以上と大成功した。

 武内英樹監督(53)は、作品賞に「キツネにつままれた気分というか…ブルーリボンは格式高い賞と認識しているので」と謙遜しきりだ。

 埼玉県に対する“ディスり演出”を一流の娯楽作にする上で、「リアルになればなるほど、傷つく埼玉の子が出てきてはまずい」とリアリティーをなくすことを徹底。W主演の二階堂ふみ(25)、GACKT(46)の大真面目だが笑える演技にも「変なギャップがお客さんに伝わったのかな」と喜ぶ。

 世界各地でも高評価を得たほか、安倍晋三首相と昭恵夫人も作品を鑑賞した。安倍首相からは電話を通じ「埼玉の議員たちも喜んでます!」と絶賛されたと明かした。