SF9、日本初のホールツアーが終幕「ファンの皆さんは、僕たちの奇跡です」

9人組ダンスボーイズグループ SF9(エスエフナイン)が、日本で初めてのホールツアー『SF9 2019 1st Hall Tour in Japan – RPM -』を3都市で開催し、29日の名古屋市公会堂でファイナルを迎えた。ここでは、初日の神奈川県民ホール大ホールの模様をレポートする。

ミラーボールのキラキラした幻想的な光が会場を包み、そこに9月にリリースされた日本最新シングル『RPM』のジャケットを思わせる稲妻の映像やレーザーの光がふりそそぐ中、9人が登場。バンっと短く火花が上がると「RPM」でライブは幕開け。黒にシルバーが眩しい衣装は、彼らの男らしさを引き立てる。



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SF9、日本初のホールツアーが終幕「ファンの皆さんは、僕たちの奇跡です」


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今回は日韓の最新曲「RPM」を掲げたツアーで、ライブのオープニングを「RPM」の韓国語バージョン、本編の最後を「RPM」の日本語バージョンで締めるという構成。その日本の5thシングル、韓国の7thミニアルバム『RPM』の収録曲を中心に、ライブアレンジされたおなじみの曲や、この日本のライブのためだけに作った自作曲、日本語のカヴァー曲、そしてアンコールで最後にデビュー曲の「Fanfare -Japanese ver.-」など幅広い選曲で2時間半を楽しませてくれた。今回が日本だけで4回目のワンマンライブ。世界をまわりつつ実力を上げてきた9人が確実にレベルアップしたことを身に染みて感じるライブとなった。


SF9、日本初のホールツアーが終幕「ファンの皆さんは、僕たちの奇跡です」


SF9、日本初のホールツアーが終幕「ファンの皆さんは、僕たちの奇跡です」

日本だけのお楽しみといえるユニット&ソロステージは、ヨンビン、ジュホ、フィヨンの3ラッパーによる新曲「BAD」を初公開。できたてホヤホヤ、ライブ初日にタイトルが付けられたこの曲は、ジュホの自作曲だ。ジュホがメロディパートを担当し、ヨンビン、フィヨンというスタイルの違うラッパーが曲を彩った。昨年のZeppツアーでロウンと米津玄師の「Lemon」を歌ったジェユンは、テヤンと米津玄師+菅田将暉の「灰色と青」で美しいハーモニーを響かせた。ダンスをリードするテヤンとチャニは、「Do you?」(TroyBoi)~「Hold It against me」(Britney Spears)でソロからシンメトリーへ変化するダンスパフォーマンスを披露。メインボーカルのインソンは、「ひまわりの約束」(秦 基博)を熱唱してその実力を発揮し、ヨンビン、インソン、ジェユン、ダウォン、チャニは、嵐の「Happiness」カヴァーで楽しいムードを作り上げた。

ユニットステージで新曲を披露してくれたジュホは、SF9楽曲のソングライターとしても活躍しているが、彼が作った「ECHO」「LIFE IS SO BEAUTIFUL」「PHOTOGRAPH」といった楽曲たちは、このツアーで楽しい雰囲気を盛り上げるのに大きな役割を果たしていた。