ディズニー、名作アニメ『バンビ』の実写化を決定

1942年に製作され、アカデミー賞の作曲賞や歌曲賞などにノミネートされた名作アニメ『バンビ』。小鹿のバンビが母の死や山火事を始め様々な事件を乗り越えながら、仲間たちと成長していく姿を描いている。ディズニーがこのアニメを実写化することが明らかになった。

雑誌『ハリウッド・リポーター』オンライン版によると脚本には『キャプテン・マーベル』のジェニーヴァ・ロバートソン＝ドウォレットと『シエラ・バージェスはルーザー』のリンジー・ビアがすでに決定している。また動物たちは、昨年公開された『ライオン・キング』や2016年の『ジャングル・ブック』と同じようにCGを使うという。 DISNEY JUNIOR 映画『ライオン・キング』の実写が決まったときも、アニメのファンからは主役の動物たちを一体どう「実写」するのかと不安の声が上がったけれど結果的には大成功。本物にしか見えない迫力の映像で動物たちやサバンナを再現し、全世界で16億ドル（1，740億円）以上の興行成績を記録した。映画『美女と野獣』や『ダンボ』、そして現在制作中の『リトル・マーメイド』までこれまで数々のアニメが実写化されてきたけれど、その中でもダントツの愛らしい映画になるのは確実。どんなバンビがスクリーンに登場するのか、完成を楽しみにしたい。
（text : Yoko Nagasaka）