撮影時に勃発!虎党・渡辺謙、G党・若松監督に「それはないだろ」

 俳優、佐藤浩市(59)の主演映画「Fukushima50(フィフティ)」(若松節朗監督、3月6日公開)のワールドプレミアが26日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われ、世界73カ国・地域での上映が決まったことが発表された。2011年の東日本大震災による福島第1原発事故の裏で戦った原発作業員50人の物語。共演の渡辺謙(60)は「この男たちが世界を救ったかもしれないという思いを、福島から届けたい」と力強く宣言した。

 震災当時、原発事故の現場を混乱させたと批判された内閣総理大臣役の佐野史郎(64)は「『よく(出演オファーを)お受けになりましたね』と言われる」と苦笑い。一方、大の虎党で知られる渡辺は若松節朗監督(70)について「ジャイアンツのメガホンでスタートをかけようとするので、『それはないだろう』って…」とチクリ。若松監督は「(メガホンを)ゴミ箱に捨てるのだけはやめてほしかった」と撮影時に虎党vsG党の対決があったことを明かし、笑わせた。