『プラダを着た悪魔』について知られざる6のトリビア

引用元:ELLEgirl
『プラダを着た悪魔』について知られざる6のトリビア

2006年に公開された大ヒット映画『プラダを着た悪魔』は、多くの女性の共感を呼び、公開から10年以上経った今でも絶大な人気を誇るが、US版『エル』が本作に関する意外な事実をご紹介。主要キャラクターたちの知られざるエピソードに目を通せば、きっとまた見返したくなるはず!

【写真】アン・ハサウェイの出演作BEST14 『プラダを着た悪魔』について知られざる6のトリビア Photo:AFLO, Getty Images

メリル・ストリープは本作で人生初のギャラ交渉をした!

メリル・ストリープは当初、「やや侮辱的な」額のギャラをオファーされていた。彼女は交渉でそれを2倍にしている。これはストリープにとって初のギャラ交渉だったとか。「当初のオファーは私の考えでは、それが失礼でないとしたら、その映画に対する私の価値をきちんと反映していなかったの」と彼女は振り返る。「『そういうことでしたら、さようなら』という場面を経て、彼らは私に2倍の額を提示してきたわ。私は55歳で、遅ればせながらようやく、自分の利益のためにどうやって取引すればいいか分かったの」 『プラダを着た悪魔』について知られざる6のトリビア Photo:AFLO, Getty Images

アン・ハサウェイは夜間に仕事をすることができなかった

アン・ハサウェイは当時の恋人だったラファエロ・フォリネッリ(詐欺事件などで有罪となっている)が望まなかったため、夜間に仕事をすることができなかった。「アンはとっても感情的になっていたよ」とディレクターのデヴィッド・フランケルは語った。「彼女は当時、横領を働いて有罪になったあの男(ラファエロ)と一緒に住んでいたんだけど、彼はアンが働くことをちっとも望んでいなかった。特に夜働くことを毛嫌いしていた。撮影が押すといつも不安定になってたよ」 『プラダを着た悪魔』について知られざる6のトリビア Photo:AFLO, Getty Images

レイチェル・マクアダムスにアンディ役のオファーがきていた

FOXは当初、アンディ役にはレイチェル・マクアダムスを望んでいたが、メインストリームの作品と距離を置きたがっていた彼女は何度も断っていた。 『プラダを着た悪魔』について知られざる6のトリビア Photo:AFLO, Getty Images

アン・ハサウェイは「私を雇って」とアピールしていた

アン・ハサウェイはアンディ役をどうしてもやりたかったため、当時のFOX 2000のエグゼクティブ・プレジデント、カーラ・ハッケンと初めて会ったときに、彼女のオフィスの中にある禅の庭の砂の上に「私を雇って」と書いた。 『プラダを着た悪魔』について知られざる6のトリビア Photo:AFLO, Getty Images

映画の衣装代は1億円超え

パトリシア・フィールドが担当した映画の衣装代の総額は、なんと100万ドル(約1.2億円)超えだった。 『プラダを着た悪魔』について知られざる6のトリビア Photo:AFLO, Getty Images

ミランダの印象を作り上げるうえでモデルになった人物がいる

メリル・ストリープは、ミランダの印象は85歳のモデル、カルメン・デロリフィチェ(特にそのヘアスタイル)と、“太刀打ちできないエレガンスと説得力を備えた“国際通貨基金(IMF)の専務理事、クリスティーヌ・ラガルドを足して2で割ったような感じにしたかった。

(Translation & Text: Naoko Ogata Source:ELLE.com)