もこみちはオリーブオイルを封印して和食を作るのか!? 「速水もこみち、定食はじめました。冬の能登~金沢」

引用元:夕刊フジ

 芸能界屈指の料理上手といえば、俳優の速水もこみち。もこみちが1泊2日で冬の石川の旬食材を集めながら、乗り継ぎ旅をし、ラストで究極の“定食”を作るという異色の番組。

 乗り継ぎ旅に同行するのは、芸人のずん・飯尾和樹と、元レスラーでタレントの浜口京子というから、テレ東らしい異種格闘技戦の趣だ。とはいえ、飯尾は料理が趣味、浜口は花嫁修業中なので、まったく関係ないわけではない。

 それよりも、もこみちが途中下車し、食材を探すというのが、なんとも摩訶不思議な光景だ。数々の旅番組で視聴者をうならせてきたテレ東ならではの番組だろう。

 で、番組は冬の能登から金沢を乗り継ぎ旅。そこで石川の魅力が詰まった食材を探すわけだが、加賀野菜などはもちろん、やはりぶりやカキといった新鮮な魚介類は少なくともひとつは登場するに違いない。

 もこみちといえば、何と言ってもオリーブオイル。かつて朝の情報番組では、これでもかというほどたっぷりと、いやドバドバとかけて話題を集めていた。これだけの“オリーブオイルの使い手”だと、どうしても洋食になりがちだ。

 しかし、番組の主眼は“定食”づくり。金沢で定食というと、やはり和食を想像してしまう。果たして、もこみちはオリーブオイルを封印して、和食を作るのか。

 はたまた新鮮な魚介類をさばいて、オリーブオイルをかけてイタリアンにしてしまうのか。それだけでも、かなり気になってくる番組だ。

 それにしても、地元の人と触れあうもこみちの姿を想像するだけで、相当面白い。そこに浜口京子がどうからむのか。そして、飯尾がどうまとめていくのか。

 序盤から悪戦苦闘し、路頭に迷う3人に予期せぬ奇跡が次々と起こるというから、はっきりいって企画勝ちである。(F)