山田まりや、出産後はNHKへママチャリ通勤 長男・崇徳くんには“キメ顔”指導 

引用元:オリコン

 タレントの山田まりや(39)が4日、都内で行われた再就職を目指す女性を支援するイベント『レディGO!Project』のトークショーに登壇。現在子役として活躍している長男の草野崇徳くん(6)の出産・育児の取り組みや、産前産後の仕事への向き合い方についての変化を語った。

【全身ショット】グリーンのトップスに赤のスカート姿で登場した山田まりや

 山田は2008年に結婚し、2012年に長男の崇徳くんを出産している。出産前にNHKの4時間生放送のラジオ番組出演が決まっていた当時を振り返り、山田は「レギュラーが決まっていたので近所の保育園に申し込むことができた。その時は渋谷区に住んでいたので、NHKにママチャリで通っていた(笑)」と話し、会場の笑いを誘っていた。また完全母乳での育児にこだわっていたと言い、「搾乳機で牛のように搾乳していた。(母乳を)冷凍して、保育園に預けて解凍して飲ませてもらっていた」と苦労を語った。

 産前産後で仕事への向き合い方にも変化が生じてきたという。「15歳でデビューしてからバラエティでゲテモノを食べに海外に行ったりとか、体を張る仕事が多かった。ロケで家を空けることも多くて、1年に8日しかお休みがないのをかいくぐってきた。32歳で出産し、自分のためだけに100%(の体力を)使っていたが、子どもや家族のために余力を残そうとペース配分するようになった」と明かした。しかし、「芸能界は弱肉強食の世界でもあるので、若手との世代交代もある。1日でもテレビに出られないと不安になっていた」と本音を吐露した。

 育児や仕事の両立でイライラすることがあるか問われた山田は「溜め込まないように(ストレスを)出しちゃう。でも人の不満は聞いてても面白くないから、面白おかしく転換して話すように気をつけている。落語家になった気分で」と秘訣を明かした。続けて「息子には何があっても笑い飛ばせる柔軟な心を持ってほしい。他者を傷つけないよう、調和をとれるようになってほしいので、まずは自分からやるようにしている」と日々心掛けていることを説明した。

 また小学1年の崇徳くんが4日前に“スマホデビュー”したそうで、「『公園ついたよ』『迎えに来て』とか毎日電話している。自撮りして、抜群の顔を送ってきてくれたりするんです(笑)」と溺愛ぶりを語った。芸能の仕事も始めていることから「キメ顔とかの英才教育をしている。でも集合写真は恥ずかしい。クラスの集合写真で1人だけ目を見開いている」と苦笑していた。

 イベントは仕事と家庭を両立しながら、再就職を目指す女性を応援するため、東京都がマザーズハローワーク等と連携して行われたもの。会場では、子育てママを元気にするトークショーや、再び働きたいと思った際の不安を解消するセミナー等が開催された。