引用元：中日スポーツ
女優の前田敦子（28）が24日、東京・渋谷のNHK本社で2月1日スタートの主演ドラマ「伝説のお母さん」（毎週土午後11時30分）完成試写会後に記者会見した。
ロールプレイングゲーム（RPG）の世界で子育てに奮闘する主人公の魔法使いを通じて、母親たちが直面している“笑えない現実”を描く前代未聞の福祉ドラマ。
前田は昨年3月に第1子の長男を出産公表後、今回が初の主演ドラマ。劇中でも長男と同世代の娘を抱え、リアルな子育てに追われる母親を熱演し「この作品を私がやってなかったらすごく悔しかっただろうなと思うぐらい、自分に重ね合わせることができる作品。現場でも8～9カ月の子を抱っこして、家でも…という不思議な体験をさせていただいた」と笑顔で話した。
実際、出産後の仕事復帰は「本当に試行錯誤がたくさんあって（ドラマと）同じぐらい奮闘していた」という前田。夫で俳優の勝地涼（33）の支援にも触れ「主人が同じ職業なのですごく協力的に参加してくれた。3日間撮影が詰まっていたら『じゃあ3日間（子どもの面倒を）みるよ』って。私よりもいま（育児）が得意なんじゃないかな」と感謝。「（劇中のダメ夫）モブくんとそこが対照的かな」と笑わせた。
そのモブ役を演じた玉置玲央（34）は「原作者から『モブくんはものすごく嫌われる役』と言われていた。子どもがすごく好きで自分だったらモブみたいなこと絶対しない。全然共感できない」と苦笑していた。
