[Alexandros]ドラムス庄村聡泰、5月ベストアルバムを最後に勇退…「局所性ジストニア」のため昨年6月からライブ参加せず

引用元:スポーツ報知
[Alexandros]ドラムス庄村聡泰、5月ベストアルバムを最後に勇退…「局所性ジストニア」のため昨年6月からライブ参加せず

 代表曲「ワタリドリ」が19年に大ヒットしたロックバンドの[Alexandros]が24日、ドラムス庄村聡泰(35)が5月にリリースするベストアルバムを最後に勇退すると公式サイトで発表した。

 「『局所性ジストニア』のため、昨年6月よりライブ活動をお休みさせていただいておりましたドラムス庄村聡泰が2020年5月のベストアルバムのリリースを最後に[Alexandros]を勇退することとなりました」などと公式サイトに掲載された。

 庄村は「お休みを頂いてから、症状、並びにドラムと言う楽器と対峙するに充分な時間を頂戴する中に於いて、やれる限りの治療と思い付く限りの処置やリハビリ、勿論演奏も、試みておりました。しかし、演奏面については残念ながら現在まで目覚ましい効果を実感できる事例や療法は見つかっておらず、腰の状態も含め日常生活は元気に送る事ができているのにドラムだけが上手く叩けない、と言う事実のみが残ってしまいました」。「具体的に申し上げますと現在、10分弱の演奏で自分の右脚は上手く動かなくなります」と具体的な症状を挙げ、勇退を決断した心境を告白。「幸せなバンド人生を、本当にありがとう。みんなのおかげです。何らかの恩返しになる様なこれからを、歩んでいけたらと思っています。それではまた、どこかでお会いできます様に」などと思いをつづった。

 同じ高校で先輩後輩の関係であるボーカル・ギターの川上洋平(37)は「サトヤス君がアレキサンドロスを勇退して、違う道を歩む運びとなりました。とても寂しく、しかし晴々しく送り出さなきゃな、という気持ちが入り交じっています。今回、彼を襲ったものに対しては憤りを感じるし、何もできない自分にも腹が立ちます。とても悔しいです。しかし彼の書いた文章を読んで少しだけ救われました。改めて僕はサトヤス君の大ファンだったんだな、と思いました」など、残る3人のメンバーもコメントを発表した。

 24日午後9時からYouTubeチャンネルの生配信でメンバー全員から報告を行うという。 報知新聞社