実写映画『ソニック・ザ・ムービー』が43億円以上の興行収益を上げてデビューする見込み、悪くないスタート

引用元:IGN JAPAN
実写映画『ソニック・ザ・ムービー』が43億円以上の興行収益を上げてデビューする見込み、悪くないスタート

北米で2月14日に公開される実写映画『ソニック・ザ・ムービー』は、大統領の日を含む3連休の週末に4000万ドル(約43億円)以上の興行収益を上げそうだ。
The Hollywood Reporterは、2月14日(金)~2月17日(月)の週末4日間で4000万~4500万ドルのオープニングを予想しているが、Deadlineはそれを上回る4700万ドルを叩き出す可能性があるのではないかと見ている。同作の製作費用が9500万ドルだと見積もられていることを考えると、この数字は悪いスタートではない。
また、ビデオゲームの映画化作品は、北米以外で興行収益を上げてきた歴史があるという点は言及に値する。The Numbersによると、『トゥームレイダー』と『アサシン クリード』、『ランペイジ 巨獣大乱闘』、『ニード・フォー・スピード』をはじめとする映画は、興行収益の75パーセント以上が北米以外の地域から来ているという。比較するべき最高の例は『名探偵ピカチュウ』と『アングリーバード』で、これらのPG指定となるビデオゲーム映画の興行収益は、約3分の2が米国以外の市場から発生していたとのこと。もし、この傾向に『ソニック・ザ・ムービー』がならうなら、製作が難航した同作が成功する可能性はありそうだ。

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最初に公開された『ソニック・ザ・ムービー』の予告編が、ファンから批判を受けたことを理由に大幅にデザインが修正された。Deadlineによると、最初の修正版となる第2予告編は、過去3年においてGoogleで最高となる「好き嫌い比率」を記録したという。
映画版にはベン・シュワルツ(『Parks and Recreation』)がソニックの声を担当し、ジム・キャリー(『ジム・キャリーはMr.ダマー』)が宿敵であるドクター・ロボトニックを演じる。同作は、ウィル・フェレルとジュリア・ルイス=ドレイファスが主演する『Downhill(原題)』、『Fantasy Island(原題)』、イッサ・レイとレイキース・スタンフィールドが主演する『The Photograph(原題)』、恋愛映画『What About Love(原題)』と同時に劇場公開される。
2020年の他の全米公開作については、9月4日に「バイオハザード」シリーズの監督&主演女優による映画版『モンスターハンター』が北米リリース。長く公開が遅れている映画版『アンチャーテッド』は、予定されていた12月18日のスケジュールから削除されている。ソニーは、『ヴェノム』のルーベン・フライシャーを候補として望んでいたと報じられていたが交渉は行われていない。 Petey Oneto