【最年少冠へ】藤井聡太七段 畠山八段戦始まる 竜王戦3組ランキング戦1回戦

引用元:中日スポーツ
【最年少冠へ】藤井聡太七段 畠山八段戦始まる 竜王戦3組ランキング戦1回戦

 将棋の高校生棋士・藤井聡太七段(17)は24日、第33期竜王戦3組ランキング戦1回戦・畠山鎮八段(50)戦に登場。対局は大阪市福島区の関西将棋会館で午前10時から始まっている。持ち時間は各5時間で使い切ったら1分将棋。先後は振り駒で決められ、藤井七段は後手となった。戦型は角換わりに進んでいる。

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 ランキング戦ではデビュー以来、6組、5組、4組と3期連続で優勝している藤井七段。4期連続なら史上初で、それを目指しての初戦となる。畠山八段との対戦成績は2勝0敗。前回は昨年2月19日の銀河戦本戦トーナメント8回戦で先手の藤井七段が矢倉戦を制している。

 屋敷伸之九段(47)が持つ史上最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)更新へ向け、藤井七段に残されているチャンスは4棋戦。今年の棋聖戦、王位戦、王座戦、竜王戦となっている。

 竜王位は現在、豊島将之竜王・名人(29)が保持。挑戦者決定トーナメントへはランキング戦の各組上位者11人が進める。豊島竜王に挑む七番勝負は10~12月に行われる。