元てれび戦士・前田公輝『天才てれびくん』舞台化に驚き「まさか…」

引用元:オリコン
元てれび戦士・前田公輝『天才てれびくん』舞台化に驚き「まさか…」

 放送開始27年を迎え、長く愛されているNHKの人気子ども番組『天才てれびくん』の舞台化『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士 REBORN~』のゲネプロ前あいさつが23日、ヒューリックホール東京で行われ、元てれび戦士の前田公輝、長江崚行、鎮西寿々歌、ド・ランクザン望、高野洸らが登場した。

【集合ショット】“歌のお兄さん”横山だいすけら豪華キャスト陣登場!

 前田は「Eテレの子ども番組『天才てれびくん』が、まさか舞台になるとは思っていなかった」と驚きつつも「当時、我々が出ていたときは素でやっていたようなところからドラマが発進するような番組だった。それに新しい皆様と一緒に別の色の天才てれびくんが作れたんじゃないかなと思っている。当時のライブ感と芝居部分のハーモニーを楽しんでいただけるように千秋楽まで頑張りたいと思います」と力強く口にした。

 ド・ランクザンは「『天才てれびくん』は僕の原点であり、スタート地点。初心に戻ってシンプルに楽しんで、楽しませるのを思い切りやりたい」と意気込み。高野は「てれび戦士の仲間として、ここに立てることをうれしく思います。Eテレっ子だったらタイムマシンに乗って時間旅行をした気分になれると思います」と笑顔を見せていた。

 また、NHK Eテレの幼児番組 『 おかあさんといっしょ』で番組史上歴代最長となる9年間“歌のお兄さん”を務め、同舞台にも「歌のお兄さん」と「てれび兄貴」役で出演する横山だいすけは「本日は、だいすけお兄さんファミリーコンサートに…」と小ボケ。全員から「違います」とツッコミを受けると横山は「面白いことを言えと言われて…。取り乱しました」と笑わせた。そして「『天才てれびくん』の舞台を作れたことが幸せ」と感慨深げだった。

 同舞台は、きょう23日~26日に東京・ヒューリックホール東京で、 2月1日、2日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される。

 ゲネプロ前あいさつには、多和田任益、松村優、麿赤兒も参加した。

【あらすじ】
てれび戦士――それは「楽しいこと」を届ける選ばれし子どもたち。彼らの歌声は全宇宙の人々を魅了していた。
しかし、「楽しいこと」を奪おうとするテレゾンビ党が地球に襲来し、てれび戦士たちは敗北。
全宇宙が「つまらないこと」に支配されてしまった!
てれび戦士たちはテレゾンビ党に記憶を奪われ、やがて大人になった。すべてを失って……。
だが、希望は失われてはいなかった。
彼らが謎のリモコンを手にしたとき、てれび 戦士としての記憶がよみがえる!
『天才てれびくん』を復活させ、楽しいテレビを取りもどせ! 大人になったてれび戦士たち!