16連続ラス回避&70局連続放銃なし 近藤誠一の快進撃は続くのか!?/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
16連続ラス回避&70局連続放銃なし 近藤誠一の快進撃は続くのか!?/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、1月23日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、シーズンをまたいで16試合連続ラス回避、さらの今シーズン70局連続で放銃なしで個人首位に立つセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)。個人4連勝で、さらに羽ばたくか。

【中継映像】近藤誠一、大記録更新&個人4連勝なるか?

 その実力は折り紙付きの近藤だが、2019シーズンの強さは圧倒的だ。負けない、振らないだけでなく、高打点のアガリで相手にプレッシャーをかけ、個人スコアもチームのプラスポイントにほど近い+347.9。ここまでのリーグの主役と言える活躍ぶりだ。レギュラーシーズンも残り3分の1を切っており、レギュラーシーズンのトップ通過に向けて爆進できるか。

 近藤ストップの一番手となるのが、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)だ。個人スコアでは3位と存在感抜群。2020年に入って、チーム浮上の大きな要因となっている選手だ。チームも3位と、上位2チームが抜け出そうとするところ、なんとか足をつかみたい。

 上位6位までのセミファイナルシリーズ進出も、徐々に激しくなる。6位のU-NEXT Piratesからは朝倉康心(最高位戦)が出場。チームは前回トップ、2位と大きくポイントを挽回したばかり。朝倉のトップがあれば、マイナスポイント完済に成功する。

 リーグ7位のEX風林火山からは、前回トップの二階堂亜樹(連盟)が出場する。マイナスポイントが100を超え、今後もマイナスを押し付けられる展開になると、セミファイナルへの道が険しさを増す。早期で危険域を脱出するには、人気女流の底力が必要だ。

【1月23日1回戦】

EX風林火山・二階堂亜樹(連盟) 個人22位 ▲74.2
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人1位 +347.9
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人3位 +146.8
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) 個人14位 ▲3.9

【1月21日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +379.6(62/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +275.6(62/90)
3位 TEAM雷電 +70.9(62/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +27.4(62/90)
5位 渋谷ABEMAS ▲40.5(62/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲41.8(62/90)
7位 EX風林火山 ▲133.7(62/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲537.5(62/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。