AKB48村山彩希&岡田奈々単独コンに「ヒュ~」の嵐

引用元:オリコン
AKB48村山彩希&岡田奈々単独コンに「ヒュ~」の嵐

 アイドルグループ・AKB48の村山彩希と岡田奈々が22日、都内のTOKYO DOME CITY HALLで『ゆうなぁ単独コンサート~かけがえのない時間~』を開催し、Wアンコールを含む27曲を披露。満員の観客2100人を沸かせた。

【写真】村山彩希が岡田奈々の頬にチューする姿も ファンを魅了した“ゆうなぁ”

 13期生の村山と14期生の岡田は同い年の22歳。岡田は2018年1月、村山は2019年1月に同所でソロコンサートの経験があるが、2人でのコンサートは初とあり、ファン一同から「祝!ゆうなぁ単独コンサート 2人の絆は永遠に」「かけがえのない時間~ゆうなぁとともに~」の横断幕が掲げられ、2人を喜ばせた。

 ライブは岡田ソロ、村山ソロをまじえて進行し、中盤には岡田の希望で寸劇コーナーも。「白雪姫」のパロディー「りんご姫」で村山がりんご姫役、岡田が王子役を務め、AKB48メンバーもゲスト出演。魔女役は峯岸みなみ、偽王子役は篠崎彩奈、4人の子供役はチーム4の多田京加、歌田初夏、平野ひかる、高橋彩香、ストーリーテラーは山根涼羽が担当した。

 王子役の岡田と篠崎は、ひたすらりんご姫とチューしたがる役どころで笑わせ、村山と同期の篠崎はこんなときしかできないからと毒りんごを食べて倒れているりんご姫に本当にキスする一幕も。最後には、いつも岡田からのストレートな愛情表現に照れ隠ししている村山が岡田の頬にキス。劇中ではファンが期待していた「おしべとめしべと夜の蝶々」も披露され、会場は終始「ヒュ~」の嵐に包まれた。

 事前にリクエストを募っていた「ゆうなぁリクエストアワー」TOP3の結果も発表。3位「涙の表面張力」、2位「ハートの独占権」、1位「友達でいられるなら」を披露したが、実は演者2人が妖艶に絡む「I’m sure.」が圧倒的1位、2位は「おしべとめしべと夜の蝶々」だったことを説明。この2曲はもともとセットリストに入っていたことから繰り上げたことも明かされ、ファン納得の結果となった。

 アンコールでは、岡田が村山に内緒で準備していた手紙を読み上げた。「ゆうちゃんへ。いつも一緒にいすぎて面と向かって思いを伝えられる機会がないので、思っていることを伝えさせてください」と切り出し、このコンサートを迎えるまでの日々を経て、「人として仲間としてゆうちゃんのことが大好きで大好きで、大好きすぎてたまにつらくなったりもして。尊敬できて大切で、私にとってゆうちゃんはかけがえのない特別な存在です。出会えたことに心から感謝します。願わくばまた2人でコンサートがしたいです」と伝えた。

 涙ぐみながら聞いていた村山は「いつも言葉で表現してくれるのはなぁちゃんで、私は何もしてあげられていなくて、このステージに立つのがいっぱいいっぱいすぎてお手紙とか考えてる余裕がなかった。私何をしたらいいですかね」とお礼を申し出ると、岡田は「何もいらないです。一緒にいてくれれば」と男前発言。横断幕に記されていたように「2人の絆」の深さをみせつけられた観客から大歓声があがり、Wアンコールが終わっても拍手と歓声は鳴り止むことなく続いた。