「このブラ、誰のですか~!?」持ち主探して世界の美女を巡りまくる!<写真10点>

引用元:Movie Walker
「このブラ、誰のですか~!?」持ち主探して世界の美女を巡りまくる!<写真10点>

道端など思いがけぬところで、落ちているブラジャーに遭遇したことはないだろうか…?もしもそんなことがあろうものならば、“どうしてこんなところに?どんな人が?”と思わず想像を巡らせてしまうに違いない。そんな思わぬブラとの出会いから始まる映画が、現在公開中の『ブラ!ブラ!ブラ! 胸いっぱいの愛を』だ。

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本作は、ある青いブラの持ち主を巡り巻き起こっていく騒動を全編セリフなしで描いたユニークなロードムービー。貨物列車の運転士を務めるヌルラン(ミキ・マノイロヴィッチ)は、定年退職を目前に控え、最後となる列車を走らせていた。線路上にテーブルを置いてお茶を飲む男性たちや洗濯物を干す女性たちが日常をすごす住宅街も通り抜け、広大な草原を走り終えたヌルラン。だが、ふと列車の前面に白いレースで縁取られた美しいブルーのブラジャーが引っかかっているのを見つけ、そのブラの持ち主を探す旅へと出ることに…。

そんな彼が訪ねていく女性たちが、なんとも美女ぞろい!忘れっぽい女性を演じたスペイン人女優のパス・ヴェガをはじめ、ダンサー役のフランス人女優フランキー・ウォラック、メル・ギブソン監督作『パッション』(04)でイエスの母マリアを演じ話題を集めたルーマニア生まれのマヤ・モルゲンステルンなど、年齢も国も多様な美女たちがキャスティングされている。

というのも本作はセリフのない作品なので、特定の言語を話せる人を集めないといけないという制限がない。だからこそこれだけ様々な国の女優たちの参加が実現できたのだ。ファイト・ヘルマー監督は、キャスティングの際に、各国の好きな女優たちに声をかけまくったのだそう。もっと大きい役がいいと断られもしたそうだが、熱意の結果、多くの女優陣がスクリーンに華を添えている。

“いかがわしい”と門前払いを受け続けながらも、あの手この手でなんとかブラを着用させて持ち主を探そうとするヌルラン。美女を尋ね続ける彼は、無事にブラの持ち主を見つけることができるのだろうか…?(Movie Walker・文/トライワークス)