『DOOM Eternal』最速プレイレポ!シリーズ最新作はFPSの原点にして最凶、脳髄までしびれるほどの完成度

引用元:IGN JAPAN
『DOOM Eternal』最速プレイレポ!シリーズ最新作はFPSの原点にして最凶、脳髄までしびれるほどの完成度

力業ではなく状況に応じて戦い方を変える臨機応変さが重要に
『DOOM』といえば、火力にものをいわせて敵をなぎ倒していくというイメージを持たれることが多い 。 今作もそのような作品だと思われがちではあるが、実際にプレイしてみると少々異なる印象を持つかもしれない 。 通常のFPSのように、敵との交戦を避けることで体力やシールドが自動で回復するといったことはない 。 そのため、戦闘中は常に自分の体力や弾丸の数、シールドなどの状況を管理する必要があるのだ 。 その代わりといってはなんだが、プレイヤーの戦い方によって入手できるアイテムが選択することができる 。 たとえば、「グローリーキル」と呼ばれる近接即死アクションで敵を倒すと体力を回復することが可能だ 。 また、燃料を消費してしまうため多用はできないが、「チェーンソー」で倒すことで弾薬を手に入れることができる 。 さらに火炎放射器の「フレイムベル」で倒した場合は、シールドが手に入るといった感じだ 。 特に弾薬や体力は、敵を倒すだけではなく自分が倒されてしまうことにも直結する 。 常に自分や周りの情報を把握しながら、戦い方を選んでリソースを適時入手していく必要があるのだ 。

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ゴア表現に規制なし! 弱点を狙って戦闘を有利に進めよう
先ほどの「グローリーキル」やチェーンソーなどの近接攻撃では、デーモンを引きちぎるなど、かなりゴアな表現が盛り込まれている。こうした作品では、日本独自の規制が掛かることが多いが、今回はPS4やXBOX One版とも海外版と同様に規制なしでプレイすることが可能だ。実際に近接でデーモンを倒すのはかなり爽快感があり、脳汁が垂れるほどの快感を味わうことができる。

ちなみにデーモンの中には弱点を持ったものもおり、そこを狙うことである程度簡単に倒せるようになる。例えば強力なかみつき攻撃をしてくる「カフデーモン」は、その大きな口の中にスティッキーボムやフラググレネードを投げ込んでやるとよろめかせることができる。その隙を狙って倒していけばいいというわけだ。

中には体力が多いデーモンも出現するが、プレイヤーがダメージを入れていくことでだんだんとその姿が変化していく。今作から新たにゲームエンジンの「id Tech 7」が採用されており、その新システムである「Destructible Demons」を活用した表現方法だ。
さらには、他のプレイヤーを倒した「エンパワーデーモン」も、極まれに出現する。体が光っているのでわかりやすいのだが、かなり手強い相手でもある。こうした敵も含めて、複数のデーモンが入り交じって乱戦状態になることもあるので、自分のポジションや武器の選択など行いながら、戦っていくことになる。

予約特典で『DOOM 64』の移植版が日本でも入手可能! マルチプレイでは非対称型の対戦モードもローンチ後に追加予定
最後に、ゲーム関連の情報についてもまとめてご紹介しておこう。日本では2020年3月26日に発売されるが、こちらはPS4とXBOX One版で、Nintendo Switch版についてはリリースされることは決定しているものの、発売日は今のところ未定だ。また、PC版(Steam/ Bethesda Launcher)についてはグローバルの発売日である3月20日からプレイすることができる。
以前アナウンスがあった予約特典の『DOOM 64』についても、日本で展開されることが決定した。こちらは現時点でリリース日は未定だがダウンロード版としても発売される予定だ。『DOOM Eternal』を予約したユーザーならば、対応している各プラットフォームで受け取ることができる。

今回は残念ながらマルチプレイモードは遊ぶことができなかったが、ローンチ後の追加要素として「バトルモード」と呼ばれる非対称型の対戦モードも登場する予定だ 。 こちらは、ひとりのドゥームスレイヤーとふたりのデーモンのいずれかで戦うという内容となっている 。 ドゥームスレイヤー側は能力的に有利なのだが、デーモン側も好きなキャラクターを選択できるほか、マップ上に自分の援軍を自由に配置できるなど戦略性の高い遊び方が可能となっている 。 また、同じくリリース後の実装になるが、「侵入モード」というものも追加される 。