ジム・ジャームッシュのゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』4月3日公開決定!

ジム・ジャームッシュのゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』4月3日公開決定!

 映画『ストレンジャー・ザン・パラダイス』などで知られるインディーズ映画の雄ジム・ジャームッシュ監督の新作ゾンビコメディーが、『デッド・ドント・ダイ』の邦題で4月3日から日本公開されることが決定し、オフビートなユーモアが漂う、海外版予告編が公開された。

【動画】『デッド・ドント・ダイ』海外版予告編

 良質なアート映画の数々で知られるジャームッシュ監督が、まさかのホラー映画に挑戦した本作。アメリカの田舎町・センターヴィルで発生したゾンビパニックに対処する警官コンビを独特のテンションで描いた作品で、ジャームッシュ監督と3度目のタッグとなるビル・マーレイと『パターソン』のアダム・ドライヴァーが、どこか気の抜けた、ロバートソン署長とピーターソン巡査のコンビを演じる。 さらに、エンシェント・ワンこと(?)ティルダ・スウィントンに、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツなど、ジャームッシュ作品お馴染みの顔が出演。そのほか、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズなど、ベテランから若手まで取り揃えた新メンバー、ミュージシャンのイギー・ポップや、公私ともに長年のパートナーであるサラ・ドライバーなど、ジャームッシュ監督とゆかりの深い面々も参戦している。 ダイナーでの変死事件を皮切りに次々と墓場からよみがえり、センターヴィルの町にあふれる死者たち。予告編では、広がるゾンビパニックにとまどいながらも、どこかのんびりした雰囲気が漂うロバートソン署長一行や、日本刀でゾンビを斬りまくるティルダふんする葬儀屋のゼルダの姿など、何とも味わい深いカットが満載。イギー・ポップふんするコーヒー・ゾンビなど、生前大好きだったモノを求め彷徨う、とぼけた味わいのゾンビたちにも注目だ。(編集部・入倉功一)映画『デッド・ドント・ダイ』は4月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開