HKT1期生、深川舞子が卒業発表 「まいこむ」管理栄養士の道目指す

HKT1期生、深川舞子が卒業発表 「まいこむ」管理栄養士の道目指す

 HKT48チームK4の深川舞子(20)が、21日の劇場公演でグループからの卒業を発表した。2月22日が自身最後の劇場公演となる。進学していた短大の卒業が決まり、将来は管理栄養士を目指すという。

 2011年11月26日、1期生として活動を開始した深川は、「まいこむ」の愛称で親しまれた。少女漫画誌「りぼん」の大ファンで、村重杏奈が企画し、田中菜津美が作詞するなどメンバー主導で生まれた曲「恋するRibbon」のセンターに立った。

 2018年に膝を負傷し劇場公演から遠ざかったが、昨年8月に約11カ月ぶりに復帰。卒業発表では「けがをして自分と向き合い、もうやり残したことはないと感じた」と、決断に至った心情を明かした。重い空気を変えるように「マイナスな卒業ではないので、見送ってもらう分、絶対に管理栄養士になれるように頑張りたい。別の形でみんなをサポートしたい」と話すと、同期の今田美奈から「HKTのケータリングは任せます」とお願いされ、笑顔で「任せて」と応えた。
 HKT48メンバーの卒業は、2020年に入って3人目で、うち2人が1期生となっている。(古川泰裕)