林家ぺー「思い出」どっきりカメラ共演の宍戸錠さん

引用元:日刊スポーツ
林家ぺー「思い出」どっきりカメラ共演の宍戸錠さん

映画「渡り鳥」シリーズ「拳銃無頼帖」シリーズなど、数々のシリーズもの映画で人気を博した俳優宍戸錠さんが東京都世田谷区の自宅で亡くなったことが21日、分かった。86歳だった。

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大阪府出身。日活ニューフェースの1期生として映画デビューし、若手を多用した同社のアクション映画路線で、小林旭らとともに主力で活躍。主に悪役として欠かせない存在となり、「エースのジョー」と呼ばれて親しまれた。

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「元祖どっきりカメラ」で共演した林家ぺー(78) 僕は師匠の(初代林家)三平が出ていた流れで出るようになって、あれから半世紀。錠さんは銀幕の大スターですから、最初は遠目に眺めていた。一生懸命司会して、優しい人柄を感じさせてくれました。日本テレビでお正月に放送していた「番組対抗かくし芸大会」で、ほおをビンタして音階を作るのをやったことがある。錠さんやガッツ石松さんのほっぺたをビンタしたり、されたり、懐かしい思い出ですね。毎年、番組の同窓会があるんだけど、去年は錠さんがこなくて心配していた。もっもっと長生きをして欲しかったです。

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◆日本テレビ系「元祖どっきりカメラ」(74年~89年) 70年に「どっきりカメラ」シリーズが誕生。74年から「木曜スペシャル」で3カ月に1度の単発番組として放送。宍戸さんと石川牧子アナが司会。仕掛けをして人を引っかけ、野呂圭介が「どっきり」のプラカードを持って現れネタばらしをして笑いに変えるのを隠しカメラで撮影。スタッフから萩原敏雄元社長、小杉善信現社長と日テレ社長が2人誕生。