「同期のサクラ」主題歌を歌う森山直太朗がスタジオにサプライズ訪問! 生歌唱に高畑充希らが涙

引用元:スポーツ報知

 シンガー・ソングライターの森山直太朗(43)が、高畑充希(27)主演で4日放送の日テレ系ドラマ「同期のサクラ」(水曜・後10時)第8話の収録現場にサプライズ訪問。自身が歌う主題歌「さくら(二〇一九)」を生歌唱し、高畑とその同期を演じる新田真剣佑(23)、橋本愛(23)、岡山天音(25)、竜星涼(26)の5人が感激の涙を流した。

 同作は遊川和彦氏が脚本を手がけたオリジナルで、17年7月期の同局系「過保護のカホコ」の制作チームが再集結した作品。故郷の島に橋をかけるという夢を持ち大手ゼネコン会社に入社した、忖度(そんたく)できない主人公・サクラ(高畑)と、同期社員の10年間が1話ごとに1年ずつ描かれる。

 第8話の収録現場に、森山直太朗がサプライズ訪問したPR番組の収録ということで、喫茶「リクエスト」のセットに集められた同期5人。ニセPR番組MCを務める同局の山本紘之アナからの「ここぞというシーンで、毎回主題歌がかかりますが、この主題歌の魅力はどう感じていますか?」という質問に、高畑は「小さい頃から馴染みのある曲だったので、主題歌に決定したということを聞いたときは、とてもビックリしました。特に2番の歌詞を改めて聞いてみると、まるで書きおろして頂いたと感じるくらい、とてもドラマにフィットしていると思います」とコメント。新田は「台本を読みながら、どのシーンに主題歌がかかるのか、いつも考えながらセリフを練習しています」とコメントした。

 そんな番組の収録中にサプライズゲストとして、森山が登場した。ビックリする5人に、山本アナが「生歌、聞きたいですか?」と問いかけると、高畑は「聞きたいですけど、ここは『リクエスト』のセットですよ? 本当にここで歌って頂けるんですか?」と答えた。そのやり取りを聞いていた森山は、「リクエストがあれば!」と喫茶リクエストの店主である老女(柳谷ユカ)の決まり文句を引用して、5人から笑いを誘った。ギター片手に主題歌「さくら(二〇一九)」を歌い始めた森山。当初は1番のみの予定だったが、フルコーラスでの大サービスとなった。

 間近で聞いた5人は涙目で感激。竜星は「生歌なんて、本当に聞けないですよね。本当にドラマやっていてよかったです」としみじみと語り、新田は「(ロスにいた頃)日本語学校の卒業式で歌わせて頂いた曲だったんですよ。僕自身も凄く思い出のある曲なので、鳥肌が止まらなかったです」と感激した。また、岡山は感無量で言葉があまり出せず、涙目で「本当にいい歌ですね」とひとこと。橋本は、「今、私が演じているのは10年後の32歳の役なんです。新入社員から10年後のシーンなんですが、今の百合(橋本)が、サクラを想う気持ちを考えながら、この曲を聞かせて頂いたので、サクラちゃんを抱きしめたくなりました」と心境を明かした。

 さらに高畑は「今までは、サクラが“皆の背中を押す立場”だったので、応援する側として、この主題歌を聞いていました。ただ今は、サクラは逆の立場になっていて、皆から応援してもらっている立場なので、その立場として、この曲を聞かせて頂いたら、またとらえ方が少し変わりました。本当に良い曲だなと改めて感じました」とコメントした。

 主題歌のオファーを受けた経緯を聞かれた森山は「『2番の歌詞が、このドラマのすべてを物語っている』という大平プロデューサーの熱意と野望を受けて、16年前にリリースした楽曲だったんですが、自分自身も足元を見つめ直している時期だったので、思い切ってトライさせて頂きました。景色により奥行きを与えられるように作りました。」と話した。

報知新聞社