亀梨和也、ホラー映画初出演で“事故物件住みます芸人”に!監督は中田秀夫

引用元:Movie Walker
亀梨和也、ホラー映画初出演で“事故物件住みます芸人”に!監督は中田秀夫

“事故物件住みます芸人”として活動する松原タニシのベストセラーノンフィクション「事故物件怪談 恐い間取り」が、ホラー初出演となる亀梨和也主演で映画化されることが決定。8月28日(金)より公開される。

【写真を見る】実際に9軒もの事故物件に住んできた松原タニシ。リアルなエピソードが怖すぎ…!

前の住人が自殺や殺人、孤独死、事故などで亡くなっている部屋や家のことを指す“事故物件”。テレビ番組「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ~テレ)の企画で2012年より事故物件に住み始め、実際に9軒もの事故物件に住んできた芸人の松原タニシの体験を紹介した原作は、ノンフィクションとしては異例の10万部を突破。実際に起きた不思議な話をすべて“間取り付き”で紹介しており、「ペンキで塗りつぶされた鏡」 「帰宅すると勝手に空いている襖」などリアリティのある怪談として大きな話題を呼んでいる。

映画化となる本作では、主人公の売れない芸人、山野ヤマメ役をホラー初出演となるKAT-TUNの亀梨和也が演じ、『リング』(98)でハリウッド進出を果たし、『スマホを落としただけなのに』(18)の大ヒットも記憶に新しいホラー映画の巨匠、中田秀夫がメガホンをとる。物語では、タニシが実際に体験した怪奇現象をリアルに再現。ネタ欲しさに事故物件を転々としていくヤマメは、やがて様々な怪奇現象に遭遇し、“事故物件住みます芸人”として大ブレイクしていくが…。

果たして、ヤマメを待つ最恐の事故物件とは?1月下旬からクランクインし、都内近郊で撮影予定となっている本作。亀梨和也と中田秀夫監督のタッグにより、どんなホラー・エンタテインメントが誕生するのか、今夏の公開へ向け続報に期待したい!

●亀梨和也(主人公/山野ヤマメ役)

「ジャニーズに入って間もない頃に日本テレビの『怖い日曜日』という番組で案内役を務めた事はあったんですが、自分自身がホラー作品に出演するのは今回が初めてです。またJホラーを代表する中田監督とも初めてご一緒させて頂きますが、撮影現場の雰囲気も今からとても楽しみです。今回は芸人役にも挑戦しますが、仲良くさせて頂いている若手芸人さんも多いので、お話を聞かせてもらったり、参考にさせてもらっています。クランクインまでにライブも見に行きたいと思っています!

僕自身の最近の不思議な体験は、昨年末に中田監督との顔合わせに行く時、急に移動車のエンジンがかからなくなって故障してしまったんです。直したはずなんですが、昨夜、車内でマネージャーさんから台本をもらった時にまたエンジンが止まってしまったんです!不思議な出来事でしたが、これも撮影に向けて気を引き締めろということかなと思いました。ただ、できることなら車は変えてもらいたいですね(笑)。

普段自分を応援してくださっている方々にとっても初めての姿をお見せできると思いますし、ホラーファンの方々にとっても自分は初めましての存在だと思うので、色んな方に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたいと思います」

●松原タニシ(原作者)

「7年前、何の仕事もなかった一介の芸人が、テレビ番組『北野誠のおまえら行くな。』の企画で事故物件に住み始め、その経験が書籍化され、そしてまさかの映画化にまでされてしまう展開を、一体誰が想像できたでしょう。しかも主役が亀梨和也さん。そして監督が『リング』の中田秀夫監督。豪華すぎます。

さて、これは単なるホラー映画ではありません。『事故物件怪談 恐い間取り』を原作として実写化されるということは、ファンタジーの世界ではなく、映画に登場する事故物件が現実にこの日本のどこかに存在するということです。

果たして僕が過ごした『恐い間取り』達が、スクリーンの中でどう生まれ変わり、どんな恐怖を見せてくれるのか、非常に楽しみです」

●中田秀夫監督

「“事故物件に住む=前住者である亡霊との共同生活”・・・今作の原作者、松原タニシさんは常人なら絶対にしたくないことを仕事にしている。ホラー映画をこれだけ撮ってきた私も今回ばかりは、さすがにリアルに恐いのだが、幸い主演の亀梨和也さんが、面白いアイディアをどんどん提案してくださっていて、彼との初タッグをとても楽しみに撮影準備できている。“住んでいる部屋が恐い”という、誰しも逃げようのない恐怖と共に、亀梨さんが劇中で住む四つの部屋の、極上の“地獄巡り”を楽しんでいただきたい」(Movie Walker・文/富塚 沙羅)