ＥＸＩＬＥが１９日、福岡ヤフオク！ドームで「ＰＥＲＦＥＣＴ ＬＩＶＥ ２００１▼２０２０」（３か所１０公演）をスタートさせた。所属事務所が掲げる６年ぶり３度目の年間プロジェクト「ＬＤＨ ＰＥＲＦＥＣＴ ＹＥＡＲ」の幕開け。小林直己（３５）は「最初からトップスピードで」とエンジン全開で初日を駆け抜けた。
全体の８割超がシングル曲で構成された今回は、ＥＸＩＬＥの“ベストツアー”と位置づける。ＴＡＫＡＨＩＲＯ（３５）は「ヒット曲が多いのが強み」と自負をのぞかせた。「みんなの期待を超えていけるように。パフォーマーコーナーは舞台袖から、ファンの１人として見て楽しい」と心躍らせながら、３万５０００人の熱気を誘った。
ＡＴＳＵＳＨＩ（３９）を除く１４人は“第２章（０６～０９年）”以降に加入した現体制。ＴＡＫＡＨＩＲＯは今ツアーに臨むにあたり、自身が加入前の“第１章（０１～０６年）”の映像を見あさった。「あのときの土臭さ、初心は絶対に忘れちゃいけない」と加入当時の記憶を呼び起こしながら歌声を響かせた。
現在のＥＸＩＬＥは“弟分”３グループのリーダーが兼任で在籍する“オールスター集団”的存在でもある。最年長の橘ケンチ（４０）から１４年に加入した最年少の佐藤大樹（２４）までの１５人。ＥＸＩＬＥとして集まった際、リーダー同士の“首脳会談”によって生まれたアイデアをそれぞれのグループに生かせる強みもある。
「―ＹＥＡＲ」は今後、三代目Ｊ ＳＯＵＬ ＢＲＯＴＨＥＲＳ、ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳらのツアーへと続く。ＬＤＨ所属の総勢１５０人超によって、発表済み公演だけで１７１万人、最終的に３００万人超の総動員を見込む。来年はＥＸＩＬＥのデビュー２０周年。ＴＡＫＡＨＩＲＯは「みんないつも１年先、２年先を見越して、その年を過ごしている。今年も始まったばかりだけど、来年以降へとつながる１年に」と力強く、お祭りの幕開けを告げた。 報知新聞社
ＥＸＩＬＥ“ベストツアー”ＰＥＲＦＥＣＴな開幕「初心は絶対に忘れちゃいけない」
引用元：スポーツ報知
