M-1王者・ミルクボーイ、迷走した苦い日々を明かす「ポールダンスを習ったり…」

引用元:AbemaTIMES
M-1王者・ミルクボーイ、迷走した苦い日々を明かす「ポールダンスを習ったり…」

 1月17日、都内にてお笑いコンビ・ミルクボーイの内海崇(34)と駒場孝(33)がNSC(吉本総合芸能学院)現役生に向けて特別授業を行った。

【動画】ミルクボーイ、ネタ作りの極意を公開

 ミルクボーイは昨年12月に行われた「M-1グランプリ2019」で優勝。ファーストステージでは史上最高得点を叩き出し、ファイナルステージで審査員7人中6人の票を獲得。ほぼ無名だったコンビが、一晩で栄冠を手にした様子はまさに“M-1ドリーム”と話題になった。

 コンビは2007年に結成。成功を手にするまでの12年間には、厳しい日々もあったと2人は明かした。内海は「M-1が一度終わってしまって目標を見失った。その時のお笑い界も、漫才やネタだけではなく特技や資格があったほうがテレビに出れる風潮だった」「僕もお好み焼き検定を取ったりした」と振り返ると、駒場も「僕も掃除検定を取ったり、挙句の果てにポールダンスを習ったりとブレブレだった」とコメント。結果、何がやりたいか分からなくなってしまい、内海はギャンブルに明け暮れ借金を作り、駒場は毎日先輩と遊び歩いていたという。「ネタ合わせする時間もなく、ライブもせず、お笑い芸人として胸を張れず、前説をこなす日々が5年くらい続いた」と内海は過去の苦い日々を話した。

 その後お笑いをまたやろうと思ったきっかけについて、駒場は「ある日、海原やすよ・ともこさんに『ミルクボーイって昔面白かったと聞くけど、最近あんまやってないらしいね』と言われた。それで核心を突かれた。そこからもう一回やりなおさなきゃな、恥ずかしいなと。漫才やるために入ったのに漫才やってなかったので…」と回答。

 さらに、ネタ作りの極意ついて質問が及ぶと、内海は「ネタ合わせが終わった後でもLINEで思いついた事を送ったりしていた。去年は常にネタの事を考えていた」「去年からなので偉そうな事は言えないけど…どこまで常にお笑いを考えれるかっていうのが大事かなと思う」と話した。