北川弘美、男性の育休取得に私見「絆が深まります」

引用元:日刊スポーツ
北川弘美、男性の育休取得に私見「絆が深まります」

女優の北川弘美(38)が、男性の育児休暇取得について、幼い子どもを育てる母親としての立場から「必要だと思います」との考えを述べた。

北川は17日、ブログを更新。小泉進次郎環境相が育児休暇を取得する意向を示し、賛否を呼んでいることに言及し、「男性の育児休暇の難しさを改めて感じています。大臣が取るべきか正直わかりませんが、妻の立場としては側にいて欲しいです。ほんのちょっとの事でも手を借りたい時は、たくさんあります。直ぐそこにあるモノ、でも手が届かない…それを取ってもらうだけでも助かります。男性は育児休暇取っても手伝えることがないと思ってらっしゃる人。間違いです。居てくれるだけで安心できます。会話できるだけで孤独から抜け出せます」とした。

新生児や乳幼児の育児は「孤独との戦いだと思います」という北川。1日中、授乳やおむつ替え、寝かしつけに追われるだけでなく、「なんで泣いてるのか、産んだ母だからわかるだろうなんて訳ありません。四六時中、赤ちゃんの状態を観察し、考え、試して、正解を探し出してます。結局、答えが見つからないことも少なくない。モヤモヤしてどうして良いかわからなくて、苦しくて、悲しくて、辛くて、泣けてきて、、、」と苦労をつづり、「そんな時、ありがとうの一言でどれだけ救われるか」とした。

続けて「私は男性の育児休暇は必要だと思います。妻のためでもありますが、男性自身のためにも必要だと思います。新生児育児を経験することで、父親になった実感も持てるようになります。大変さも身をもって体験し感じることで、家族としてさらに絆が深まります。そして育児は母親の役目という意識が薄くなります。両親で育てるべきです」と私見を述べた。

北川は2019年5月に生まれた長男と、昨年8月に生まれた次男という年子の2人育児に奮闘中で、「下の子はもう新生児ではありませんが、それでも助けが必要です」という。自身の夫は育児に協力的で「私は助かってます。嬉しいです」というが、「ただ周りからの風当たりは厳しいようです。(夫に)何ができるの?必要ないでしょ?そんな声があるそうです」と明かし、「悲しいですね。日本で育児していると子供や母親を嫌われてるのかと感じる場面に多々あいます。もっと優しい環境なることを望みます」とつづった。