昨期はレギュラーシーズン1位も…EX風林火山、滝沢和典の力で再浮上なるか/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
昨期はレギュラーシーズン1位も…EX風林火山、滝沢和典の力で再浮上なるか/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、1月17日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、一時は上位の常連も、リーグ7位まで順位を下げたEX風林火山・滝沢和典(連盟)。じわじわと減る試合数の中、反撃ののろしを上げられるか。

【映像】滝沢・松本・茅森・小林

 昨期は堅守を特徴にレギュラーシーズンを首位で通過したEX風林火山。今期は選手3人が、それぞれのスタイルを保ちつつ、やや攻撃寄りにシフトした戦いを続けてきた。今期も首位争いに加わり続け、安定した力を発揮してきたかに見えたが、ここに来て急降下。気づけばセミファイナル進出の6位以内からも漏れている。滝沢自身も個人成績が、ほぼプラスマイナスゼロになっており、急浮上に一撃かましたい試合となった。

 U-NEXT Piratesも、早くマイナス圏内から抜け出たいチームの一つ。キャプテン・小林剛(麻雀連合)が出場し、上位進出を狙う。データに裏打ちされた麻雀が武器ではありつつ、度々相手の大物手につかまる不運もあった。今日の試合では、運も味方につくか。

 個人成績で、とにかく這い上がりたいのが渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)。昨期はプラスで終えたものの、今期はここまで▲263.7。ひたむきに戦い続ける姿を支持するファンも多いだけに、久々の勝利報告をファンに届けられるか。

 年が明けて一気に景色が変わったのがセガサミーフェニックス。茅森早香(最高位戦)は前日ラスを引いたものの、チームの勢いに衰えは見えない。個人的に、昨夜の借りを返せば、セミファイナル進出に向けては、他チームの「マーク外」まで抜け出す首位独走のきっかけになるかもしれない。

【1月17日1回戦】

EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人13位 +1.4
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 個人29位 ▲263.7
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人10位 +18.5
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合) 個人17位 ▲15.3

【1月16日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +245.2(58/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +164.2(58/90)
3位 TEAM雷電 +136.2(58/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +91.3(58/90)
5位 渋谷ABEMAS ▲70.4(58/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲107.3(58/90)
7位 EX風林火山 ▲136.7(58/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲463.3(58/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。