筧美和子、『鈍色の箱の中で』出演決定 萩原利久演じる男子高校生をねっとり誘惑

筧美和子、『鈍色の箱の中で』出演決定 萩原利久演じる男子高校生をねっとり誘惑

 2月8日スタートするドラマ『鈍色の箱の中で』(テレビ朝日/毎週土曜27時)に、モデル・女優の筧美和子が出演することが発表された。萩原利久演じる男子高校生・辻内基秋が憧れる“バイオリンのお姉さん”役を務める。

【写真】濃厚なキスシーンも!『鈍色の箱の中で』に出演する筧美和子の場面写真

 本作は、LINEマンガで月間読者数ランキングNo.1を獲得した篠原知宏による同名人気漫画のドラマ化。同じ分譲マンションに住む幼なじみの高校生たちの切なくも危険な偏愛ラブストーリーで、女子高校生、桜井美羽を中心に、5人の高校生の複雑な感情が交錯していく様を描く。この5人の高校生役を、久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩が演じる。

 筧が演じる河野綾芽は、かつて基秋と同じ分譲マンションに住んでいたバイオリンが得意な“お姉さん”というだけではなく、どこか影のある「訳あり」な役柄だ。綾芽は音楽大学を卒業後、趣味でバイオリンの演奏を続けていて、マンションの集会室で練習をしている時、幼少期の基秋と出会う。母親を亡くし、悲しみにくれていた基秋は、集会室から聴こえてくる綾芽のバイオリンの美しい音色と、包み込むような優しさに引き込まれ、憧れなのか恋なのか分からない思いを胸に秘めながら育っていく。

 一方、綾芽は結婚を機にマンションを出ていくが、なぜか再びマンションに戻ってくることに。綾芽のことが忘れられずに高校生になった基秋と、幼少期から変わらず基秋に思いを寄せる美羽(久保田)。綾芽がマンションに戻ってきたことをきっかけに、3人の関係は思いもよらない方向へと進展していく。さらにほかの幼なじみの高校生たちの複雑な想いも交錯し、物語はより危うさを増していく。

 筧自身、これほどまでに年下のキャストが多いドラマや映画の現場は初めて。あおい(岡本)から「ババア」呼ばわりされてしまう設定に「びっくりしました」と苦笑しつつも、「新しい挑戦」と前向きに捉えてその立ち位置を楽しんだという。また、筧にとってのもうひとつの大きな挑戦となったのが、バイオリンの演奏。これまで一度も弾いたことがなかった筧は、撮影前の短期間に指導者から何度もレッスンを受け、構え方、弓の弾き方を猛特訓。撮影では実際に音色を奏でられるまでに至った。

 360°(サンロクマル)ドラマ『鈍色の箱の中で』は、テレビ朝日にて2月8日より毎週土曜27時放送。