YouTuberエミリン&はるあん、『科捜研の女』でドラマデビュー

引用元:オリコン
YouTuberエミリン&はるあん、『科捜研の女』でドラマデビュー

 女優の沢口靖子が主演するテレビ朝日系木曜ミステリー『科捜研の女』(毎週木曜 後8:00)。1年間のロングラン放送もラストの冬シーズンが16日よりスタートする。さらに、23日放送の第27話では、YouTube界でも数少ない女性お笑いクリエイターのエミリン(大松絵美)と、料理の腕前はピカイチで癒し系クリエイターのはるあんがゲストで登場。ともに今回がドラマ初出演となる。

【別カット】『科捜研の女』第27話(1月23日放送)

 エミリンとはるあん、2人合わせてフォロワー数128万人を超え、総視聴回数は3億回近く(1月8日現在)にものぼる盛況ぶりで、人気は今も右肩上がり。そんな2人が演じるのは、動画配信ユニットの“おかか姉妹”。姉・おかかエミル(エミリン)、妹・おかかハルコ(はるあん)。名前の通りさまざまな食べ物におかかをかけて食べてみる動画を配信している姉妹ユニットで、まさにYouTuberとして活躍する2人にはぴったりの役どころ。

 そんな“おかか姉妹”の知人が事件に関わり、榊マリコ(沢口)が、聞き取りに訪ねて来るという内容で、「自分の動画でも良く食べているんですが、ドラマの中でもたくさん食べています」と、はるあんが言うように動画配信の様子も盛り込んで描かれる。

 おかかにちなみ、カツオ節のようなフリルをあしらったり、漁師風の上着を羽織ったり、非常に個性的な服装のおかか姉妹。劇中ではエミリン演じるおかかエミルが、マリコの頭に“とある物”を被せ、なんと“おかか姉妹”にスカウト(!?)するというユニークな場面も。マリコのめったに見られない姿も必見だ。

■沢口靖子の気遣いと優しさに大感激「神対応でした!」

 普段から動画配信を行っているだけあって、カメラの前に立つ姿は堂々としたものでとても初挑戦には見えなかった2人。今回のオファーを受けたことについて、エミリンは「普段YouTubeではお笑い系の内容をやっているんですが、シリアスな『科捜研の女』からだったので、ドッキリかと思いました」とかなり驚いたそう。「またオファーが来たら、ぜひやりたいです!」と、今後への意欲ものぞかせた。

 一方、はるあんは「まさか、ずっと見てきた『科捜研の女』に出演できるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました」と、感慨深い様子で語っていました。

 初めてのドラマ撮影で2人とも緊張は感じたそうだが、はるあんは「沢口さんが、いろいろとお話をしてくださって、自然に楽しくなっていました。とても素敵な方です!」。エミリンも「沢口さんは、私たちが演技をしやすいようにちょっと前からせりふを言ったり、ご自身はカメラに映らないのに視線の先にいたりしてくださって、本当に神対応でした!」と述べ、ともに沢口の気遣いや優しさに感激していた。

■1月16日放送の第26話 マリコが初詣の神社で遺体と遭遇

 マリコら科捜研メンバーが、初詣に訪れた神社で宮司の妻の遺体を発見。神社に住み込みで働く女性の動画がネット上で拡散された後、彼女を狙う悪質な人物による脅迫文が神社のホームページに書き込まれていたため、今回の事件は捜査一課ではなく、広域サイバー捜査係の蒲原勇樹(石井一彰)と堀切徹(中村俊介)が担当することになる。

 書き込みをした悪質な人物により、背格好や髪型の似た宮司の妻が間違って殺された可能性が疑われる状況。さらに、住み込みで働く女性が夫からのDV被害に悩み、かくまってもらっていたことも判明。危険な人物を相手に、非常に難しい捜査を強いられる蒲原はどのような決断を下すのか? そしてマリコの鑑定により、事態は思いもよらぬ方向に…。事件の背後に隠された恐るべき悪意の正体とは!?