パブリックビューイング拡大版・開催日 実力派4人がフルパワーバトル/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、12月3日1回戦に出場する4選手を発表した。この日は、ファン1000人近くを集めて行われるパブリックビューイング拡大版「プレミアムナイト」開催日。4チームとも、晴れ舞台に合わせてか実績・実力十分のエース格が顔を揃えた。

【中継映像】PV会場には1000人近いファンが集う予定

 一時、体調を崩していた渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)だが、なんとかこの大一番に間に合わせた。戦線離脱している最中は、チームメイト3人の奮闘もあり、チーム順位は3位まで浮上。ここで快勝を収めれば、一撃で首位に浮上する可能性もある。

 首位の座を虎視眈々と狙うのはリーグ2位のEX風林火山。昨年、レギュラーシーズン1位のチームは、今期も安定した強さを見せている。勝又健志(連盟)は個人6位の成績でチームを牽引。首位KADOKAWAサクラナイツがポイントを大きく減らした隙に、首位に立つことができるか。

 初代王者の赤坂ドリブンズも、ようやく調子を取り戻してきた。中でも「ゼウス」の異名を持つ鈴木たろう(協会)は、選択と牌運がうまく噛み合い、完勝するシーンも見られた。独特の感性による打牌選択がズバズバと当たることになれば、他の選手もその勢いを止めるのは至難の業だ。

 完全復調した代表格と言えば、TEAM雷電の瀬戸熊直樹(連盟)。個人3位の+186.0は、アガり出したら止まらないKKT(クマクマタイム)があってこそ。親番で優位に立てば、実直にアガリを目指し、リーチで周囲の足を止める、威圧感たっぷりの戦いぶりが見られそうだ。

 果たして1000人近いファンを魅了、興奮させる麻雀を最も多く見せられるのは誰か。

【12月3日1回戦】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会) 個人21位 ▲48.8
EX風林火山・勝又健志(連盟) 個人6位 +86.9
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU) 個人7位 +77.9
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人3位 +186.0

【12月2日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +115.1(40/90)
2位 EX風林火山 +73.5(38/90)
3位 渋谷ABEMAS +45.7(38/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +28.5(40/90)
5位 赤坂ドリブンズ ▲28.4(38/90)
6位 TEAM雷電 ▲40.0(38/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲79.0(40/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲115.4(40/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。