引用元：日刊スポーツ
＜ニッカンスポーツ・コム／芸能番記者コラム＞
演歌歌手三山ひろし（39）が7日から、東京・明治座で「三山ひろし特別公演」をスタートさせた。
今回のステージでの見どころの1つは、約7メートルのフライング。初日公演を終えて、「いろいろな形で楽しんでもらおうと。驚きと喜びの声もいただけて大成功でした」と満足げに話した。
三山といえば、特技のけん玉が有名で、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦でも、3年連続でギネス世界記録に挑戦したことも記憶に新しい。けん玉の他にも、コーヒーやドローン、カブトムシの飼育など趣味は多岐にわたり、さらに広く浅くではなく、広く深く追求していく姿勢が印象的だ。
紅白での3度目のギネス挑戦は、今回は失敗に終わった。それでも7日の初日公演後の取材で「けん玉道は1日にしてならず。何でもそうかもしれないですけど、壁を乗り越えていくことが大事なんです」などと力説し、共演のほんこんから「もうええわ！ 熱いわ！」と制止されるほど、我を忘れたように熱く語っていた。そういえば紅白のリハーサル取材でも「何でも、常に自分の壁を乗り越える戦いなんだ」と語っていた。
壁を乗り越えるから強くなれる、大きくなれる。三山の今後の飽くなき挑戦も楽しみだ。【大友陽平】
