高畑充希「18禁のBLマンガで勉強した。ヲタク用語は哲学的」

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
高畑充希「18禁のBLマンガで勉強した。ヲタク用語は哲学的」

 映画『ヲタクに恋は難しい』完成披露舞台挨拶が13日、都内にて行われ“ヲタク”を演じた主演の高畑充希と山崎賢人ら豪華キャストと福田雄一監督が登壇。「18禁のBL」「攻めと受け」といったヲタクトークを繰り広げた。

“隠れ腐女子”と“ゲームヲタク”という不器用な男女のピュアなラブストーリーを描き人気を博す同名ウェブコミックの実写化。

 映画のロケ地にもなった“ヲタクの聖地”有明での初披露ということで、冒頭、ピンクの法被を着た総勢30名のヲタクダンサーズによるヲタダンスで盛り上がった後、大歓声で迎えられた豪華キャストたち。

「非常におかしな映画ができ上りました」という福田監督。ヲタクをテーマにした本作について「僕なりにがんばっていろいろ勉強もしました。アニメイトで18禁のBLコミックを買ってみたりもしました」。腐女子の主人公を演じる高畑も「私もBLヲタクの役だったので18禁のBLマンガを読んで勉強しました。でもけっこう(内容が)すごくて…。“攻め”とか“受け”とかあるんですけど、マンガの上では人間を責めと受けという話になってくるんですけど、消しゴムと鉛筆とか、そういうものが攻めやら受けやらになってくるという、哲学的なところに考えがいってしまって、危うくはまるところでした。新しい世界が見えて楽しかったです」とヲタク用語を交えて振り返り、会場を沸かせた。続けて斎藤工が「僕は“攻め”に見られがちですが“受け”です」と謎の告白をし、会場も大笑い。

 そんな高畑との再タッグについて「よく戻ってきてくれた」と福田監督も感激。高畑は「ミュージカル出身なのでずっとミュージカル映画に出たいと思っていたのですが、初めてのミュージカル映画が福田監督の作品になるとは。福田さんがミュージカルということで、どういう作品になるのか飛び込んでみたいと思いいました」と出演の理由を明かした。

 一方、福田監督から「本当にヘタだった」と言われるほど苦手なダンスにも挑んだ山崎は「もともと苦手で、レッスンもしてこなかったんです。最初は本当にヘタでしたね。でもある日、ダンサーの血が流れて、最後はダンサーズハイになることができました」と胸を張り、最初はできなかったというボックスステップを披露。会場から大きな拍手を贈られていた。

 この日の登壇者は高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工、賀来賢人、若月佑美、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督。

 映画『ヲタクに恋は難しい』は2月7日より全国公開。