吉田鋼太郎主演で深作欣二「柳生一族の陰謀」ドラマ化、「身の竦むような思い」

引用元:映画ナタリー

深作欣二が1978年に発表した「柳生一族の陰謀」が吉田鋼太郎主演で単発ドラマ化。4月11日にNHK BSプレミアムで放送される。

【写真】溝端淳平(メディアギャラリー他8件)

東映が製作した「柳生一族の陰謀」は、2代将軍徳川秀忠の死をきっかけに、次期将軍の座を巡って幕府内部、柳生一族、浪人、朝廷などの策謀が交錯するさまを描く時代劇。初代中村錦之助(萬屋錦之介)が将軍家剣術指南役の柳生宗矩、千葉真一が宗矩の息子・十兵衛を演じたほか、松方弘樹、丹波哲郎、西郷輝彦、成田三樹夫、大原麗子、原田芳雄らがキャストに名を連ねた。

ドラマ版で宗矩に扮する吉田は「萬屋錦之介の圧倒的な存在感、迫力、太刀捌きに終始釘付けになり、度肝を抜かれた憶えがあります。その役を私が演ずる事になり、身の竦むような思いです」とコメント。また十兵衛役で溝端淳平、徳川家光役で岡山天音、茜役で飯豊まりえ、阿国役で森田望智、松平信綱役で山田純大、烏丸文麿役で波岡一喜、徳川忠長役で荒井敦史、ハヤテ役で佐野岳、徳川義直役で高橋克実、お福役で美村里江、小笠原玄信斎役で榎木孝明、土井利勝役で宅麻伸、於江与役で斉藤由貴が出演する。脚本はドラマ「遺留捜査」の大石哲也、演出はBS-TBS版のドラマ「水戸黄門」の西片友樹が担当した。

■ スーパープレミアム「柳生一族の陰謀」
NHK BSプレミアム 2020年4月11日(土)21:00~22:29

■ 吉田鋼太郎 コメント
大学に入って芝居を始めた頃、映画「柳生一族の陰謀」を観ました。日本を代表する名優達、スター達が名を連ねる中、萬屋錦之介の圧倒的な存在感、迫力、太刀捌きに終始釘付けになり、度肝を抜かれた憶えがあります。その役を私が演ずる事になり、身の竦むような思いです。萬屋さんには比ぶべくも有りませんが、何とか必死に自分なりの柳生宗矩を作り上げる事ができればと思っています。頑張ります!