“魔王”佐々木寿人、大殺界を抜けて完全復調なるか!?激化するセミファイナル進出争い/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
“魔王”佐々木寿人、大殺界を抜けて完全復調なるか!?激化するセミファイナル進出争い/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、1月13日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、苦しい2019年を終えて本領発揮を期待されるKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)。“魔王”の完全復活は、2020年初戦から成し遂げられるか。

【中継映像】村上・内川・佐々木・瑞原

 徹底した攻め麻雀で、対戦相手を完膚なきまでに叩きのめす佐々木だが、2019年は1日2勝などあったものの、最後まで本調子という感覚が戻らなかった。本人いわく昨年12月までは占いでいうところの「大殺界」だったらしく、年が開け運気も変わるタイミングで、本来の強さが見られるか。

 体調不良から復活したのがKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)。インフルエンザを患ったものの、その間は大ベテラン沢崎誠(連盟)がポイントを上積みし、首位を守りきった。自身の新年初戦を華麗な勝利で飾れれば、チームでもリーグでも存在感がさらに出てくるはずだ。

 まだ試合数はあるものの、注目となっているのは6位以上が条件のセミファイナル進出争い。渦中にいる5位のU-NEXT Piratesからは瑞原明奈(最高位戦)が出場する。5~7位がわずか13.8ポイントの中にひしめいており、マイナスポイント完済とともに、早く混戦から抜け出して安全圏に移動したい。

 試合をこなすごとに厳しさを増しているのは最下位の赤坂ドリブンズ。残り36試合あり、まだ逆転可能だが、とはいえ7位・KONAMI麻雀格闘倶楽部との差が388.2ともなると、数試合でひっくり返せるものでもない。村上淳(最高位戦)が、5位・7位との対決で、大逆転を予感させる快勝を収められるか。

【1月13日1回戦】

赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人9位 +54.7
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人14位 +6.7
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人24位 ▲112.3
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦) 個人20位 ▲63.2

【1月10日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +273.9(54/90)
2位 セガサミーフェニックス +248.5(56/90)
3位 TEAM雷電 +100.2(56/90)
4位 渋谷ABEMAS +48.6(56/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲60.5(54/90)
6位 EX風林火山 ▲73.9(56/90)
7位 麻雀格闘倶楽部 ▲74.3(54/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲462.5(54/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。