キングオブコント覇者のどぶろっく・森慎太郎「さらにカッコ良さに気付いた…」目標にしていた福山雅治の名曲は?

引用元:TOKYO FM+
キングオブコント覇者のどぶろっく・森慎太郎「さらにカッコ良さに気付いた…」目標にしていた福山雅治の名曲は?

さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。2019年12月28日(土)の放送は、年末恒例の「山猫冒険団の年末ガレージパーティー」。同年にオンエアしたテーマのなかから、反響の大きかった回をピックアップ! お笑いコンビ・どぶろっくの森慎太郎さんに「ギター」について伺った3月30日(土)の放送回を取り上げました。

(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2019年12月28日(土)放送より)

── 森さんはいつからギターを?

もともとギターの経験は全くなかったので、実はまだギター歴6年くらいです。ネタをやるためにギターを覚えました。僕が使っているのはアコースティックギターで、今日持ってきたのはマーチンの「D-18」というモデル。マーチンはアコースティックギターの超大手で、エリック・クラプトンなど大物ミュージシャンも愛用しています。そんな形から入りました(笑)。

最初に苦労したのはコードのFとBでした。よく言われるのですが、ギターを始めた人の多くは、FとBで一度挫折します。他のCやDは3本の指で弦を押さえるだけで音が鳴ります。でもFとBは人差し指ですべての弦を押さえなくては音が鳴りません。これが本当に難しくて、僕もものすごく苦労しました。特にFはBよりも使う頻度が多いので、そこで挫折してしまう人が大勢います。

── アコースティックギターとエレキギターで違いはありますか?

エレキギターのほうが弾きやすいですね。あまり力がいらないというか、弦が細いですし、弦高と呼ばれるネックと弦の隙間が狭いんです。逆に言えば、アコースティックギターはエレキギターよりもネックと弦が離れているので、上からけっこう力を加えて押さえないといけません。

その点、エレキギターは弦に指を添える程度の軽い力で弾けるようになっています。実際、演奏をご覧になったときに、エレキギターを弾いている人は指がネックを激しく上下していることがありますが、あれは力のいらないエレキギターだからスムーズに上下させられるんです。アコースティックギターだと、ああはいきません。

── コレを弾けたらカッコイイみたいな曲はありますか?

先ほど「難しい」と言ったFやBはハイコードと呼ばれますが、そのハイコードを織り交ぜた名曲が福山雅治さんの「HELLO」です。僕はギターを始めてFでつまずいたとき、「いつかこの曲を弾けるようになろう」と目標にしていました。

ギターを覚えると誰しも「知っている曲を弾いてみたい」と思うもの。それで僕も前から好きだった「HELLO」を弾いてみたらFもBも出てきて、その難しさを思い知らされました。そんな曲を福山さんは涼しい顔で弾いていたんです。ギターをやってみて、さらに福山さんのカッコ良さに気付きました。