「麒麟がくる」大河紀行語りは桑子真帆アナが初担当「気合十分」

「麒麟がくる」大河紀行語りは桑子真帆アナが初担当「気合十分」

 NHKの桑子真帆アナウンサー(32)が19日スタートの大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の最後に流れる「麒麟がくる紀行」の語りを務めることが12日、分かった。この日、BSプレミアムで放送された「カウントダウン大河『麒麟がくる』」(後6・00)で発表された。

 講談師の神田松之丞(36)と桑子アナが「カウントダウン大河『麒麟がくる』」の司会。番組冒頭、自ら報告。「気合十分で参りたいと思います」と意気込んだ。

 2017年4月から「ニュースウオッ9」(月~金曜後9・00)のキャスターを担当。“大河紀行”の語りを務めるのは初となる。

 “大河紀行”はナレーションとともに、ドラマゆかりの土地を紹介していく約1分半の映像。昨年の「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」は例年と趣を変え、人物インタビューを織り込むなど異色の構成だった。

 俳優の長谷川博己(42)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが“英傑以前”だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 本編の語りは歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)が務める。