2020年に見るべき!「アメコミ原作映画」3選。秋にはマーベル超大作も

引用元:マグミクス
2020年に見るべき!「アメコミ原作映画」3選。秋にはマーベル超大作も

 映画やドラマなどで多くの新規ファンを獲得した2019年を経て、2020年もアメコミ原作の映画作品が続々と公開予定です。

【画像】まだまだあるぞ! 2020年に登場するアメコミ原作映画(8枚)

 マーベルでは『ブラックウィドウ』、DCでは『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』など女性が活躍する作品から、アメコミ映画初のホラーテイスト作品、スパイダーマン登場も噂されるヴェノムの続編などが予定されいます。2020年に全米公開が予定されている注目の3作品を紹介します。

 ひとつ目はDCの人気女性キャラクターである「ワンダーウーマン」の2017年公開作品に続く最新作『ワンダーウーマン1984』。6月に公開予定の同作品は、1984年が物語の舞台となっています。1月に入り、米オンラインチケット販売サイトが選ぶ「2020年の注目映画」1位に選ばれるなど、注目度の高い作品です。

 2019年の映画シーンでも顕著に表れていたのが、「80年代」の要素が詰まった映画たち。同作も1984年を舞台として80年代要素が盛り込まれることが分かっているので、当時の社会と女性ヒーローの活躍がどう描かれるのかが見どころです。予告編では、ゴールドの新コスチュームに身を包んだワンダーウーマンの姿が登場し、話題になっています。

 2017年の『ワンダーウーマン』は「女性監督による女性ヒーロー映画」として話題になった作品であり、今回も同監督が続投し期待度も高い一方で、 “続編映画”というよりは独立した印象の作品になることもアナウンスされています。こうした点にも注目したいところです。 2020年に見るべき!「アメコミ原作映画」3選。秋にはマーベル超大作も 『ニュー・ミュータンツ(New Mutants)』 (C)20th Century Fox

三度の公開延期を経て公開へ。「青春ホラー×ヒーロー」

 ふたつ目の注目作品は、マーベルヒーローの『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『ニュー・ミュータンツ(New Mutants)』です。2017年10月に予告編が公開され話題を呼びましたが、三度にわたり公開日が延期。2020年4月3日(金)に全米公開がアナウンスされ、ファンはその日を待ち焦がれています。

 1月7日(火)には新トレーラーが公開され、いよいよ公開の現実味が出てきた同作品ですが、ジャンルは青春ホラー。マーベル作品初のホラー作品になるということで注目されていましたが、マーベルらしさは失われていないといいます。

 原案とされているコミックは、1984年に刊行された『デーモン・ベア・サーガ』。恐怖を与える特殊能力を持つ熊、デーモン・ベアがヴィランとして登場する物語で、映画への登場も決定しています。

 製作にあたってはX-MENシリーズではなく、スティーヴン・キングの小説や『カッコーの巣の上で』を参考にしたそうで、ホラーとしての見ごたえがある作品になるでしょう。

 青春ホラーといえば、2017年に世界を席巻した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』や、Netflixの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズなど、「ティーンネイジャー×ホラー」がブームにもなりつつあります。マーベルは『ニュー・ミュータンツ』でホラー映画にどんな風を起こすのでしょうか。