SEAMO、堤幸彦監督とタッグ「赤裸々に語っちゃってます」

引用元:TOKYO FM+
SEAMO、堤幸彦監督とタッグ「赤裸々に語っちゃってます」

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。1月9日(木)の放送は、ラッパー・シンガーのSEAMOさんが登場。デビュー15周年を記念したベストアルバムや、自身が出演されたドキュメンタリー映画について話してくれました。

◆アッパーな解釈で、「マタアイマショウ」をリミックス

坂本:SEAMOさんは1月22日(水)に、ベストアルバム『PERFECT SEAMO』をリリースされます。代表曲「マタアイマショウ」も収録されていますが、同楽曲の大胆なリミックスも収録されています。

SEAMO:はい、「マタアイマショウ Hybrid Mixture Remix」という、“っぽい”名前のリミックスが入っているんですけど(笑)。「マタアイマショウ」はミュージックビデオも何作目なんだってくらいたくさん作っているんですけど、こうしたリミックス曲もたくさん作っていまして、さらにいろんな方がカバーしてくれたり、リアレンジの曲を作ってくれたりもしているんですよね。

僕がライブやツアーで「マタアイマショウ」をやると、どうしてもああいう曲調なので、しんみりとしたイメージになっちゃうんです。ロックミュージックだと悲哀の曲でもアッパーなテンポのものがあったりするので、ノリのいいものがあってもいいんじゃないかなと思って、ロックリミックス的なものをライブ用に自分たちで作ったりしていたんです。

それをちゃんと作り直して、まさにライブで使えるようなテンションが上がる「マタアイマショウ」を作りましょうってことで、今回「マタアイマショウ Hybrid Mixture Remix」を収録させていただきました。

◆思いを赤裸々に吐露したドキュメンツ

坂本:SEAMOさんのドキュメンタリー映画も公開されるとうかがっています。

SEAMO:そうですね、お恥ずかしながら銀幕デビューをさせてもらおうかなと思いまして。

坂本:こちらは堤幸彦監督が監修されたとのことですが、堤監督とは親交が深いんですよね?

SEAMO:そうですね。今回の映画は僕がデビュー15周年を迎えるということで、どんな音楽人生を歩んできたかをドキュメンタリー方式で描いている作品です。

堤監督は地元・東海地区の地域振興ではないんですけど、“地元に恩返しをしよう”という心意気のある素晴らしい方で、僕たちと一緒に「東海アクションプロジェクト」という、地元で困っている人がいたら盛り上げていこうよっていう一味にも所属しているんです。

そこで僕が10年やってきた「TOKAI SUMMIT」っていうフェスも最後のときに、堤監督に撮っていただいた繋がりもあって、今回のドキュメンタリー映画に監修という形で関わってもらいました。

坂本:じゃあ、素のSEAMOさんが観られるんですね。

SEAMO:そうですね。映画のタイトルにもなっているんですが、“僕はアーティストをやっていなかったら、何をやっていたかな”とか、みなさんも人生の岐路に立たれたことがあると思うんですよね。

僕らだと“夢を諦めていたらどうなっていた”とか、そういうことをテーマにスポットを当てながら、僕自身も“(音楽を)辞めようかな”“辞めていたらどうなっていたんだろうな”とか、僕の紆余曲折を描いています。“そんなことまで聞く?”ってくらい、言わなくてもいいことまで赤裸々に語っちゃっています。

僕は44歳なんですけど、この年齢にもなるといろいろあるんですよね。僕を1人の人間として見て“こんな生き方もあるんだ”って、観客のみなさんには自分の人生と重ね合わせて観ていただきたいなと思っています。

SEAMOさんのドキュメンタリー映画「SEAMO 15th Anniversary Movie『もしもあの時“if”』」は、1月11日(土)から公開されます。詳しくは公式サイトをご覧ください。

(TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」1月9日(木)放送より)